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合わせ依頼を受ける心理

コスプレ合わせの依頼が来る
僕の休日が不規則なのでいつものカメラマンとスケジュールが合わないときに僕を訪ねてくるのだ
暇だから引き受けるってのもあるけれど
それ以上に引き受ける大事なポイントは
お願いしてきたレイヤーさんに過去にお世話になった度合によるのだ


例えば
「女性ポトレがうまく撮れない」
「じゃあ練習台になってあげようか?」
というような、そんなことは言わなくてもこのタイミングで
「ちょっとポトレしようよ」
と言ってくれたりしてもらった方のお誘いの場合無理をしてでも引き受ける


まあ大抵の場合「女の子が好きな男子キャラのグループの合わせ」だ
今だと刀剣乱舞やあんさんぶるスターズかな?
そしてカメラマンは男子が多い
カメラマンと言ってもただのスケベなオヤジが大半だ
なのでイケメンキャラは本当は撮りたくない
でも女子の需要はイケメンキャラなのだ
こういった場合、依頼してきた女子が昔かっこいいお姉ちゃん(少し露出あり)をピンで撮影させてくれたことがあったりすると、そのお礼として引き受けることはある


参考までに、ラブライブ!や艦これ!FGOなどの女子キャラ露出物は「若くてイケメンの腕のいいカメラマン」が独占している状態だ


合わせになると依頼してきた女の子の言うことを聞くことはやぶさかではない、でも大抵はそうではなく初めての誰かもわからない方の訳の分からないイメージを具現化することになるのだ
これはかなりの苦痛である
光源的にはこっちがいいんじゃないかと思っても、ものの配置から「ここでこう撮りたい」と言ってくるのは普通だ



なのでこういった撮影は引き受けるが、当日は修行である
修業はつらい
辛いが達成した後にはいいことがあるはずだ
でも目先の保険が欲しい僕は今度こういった依頼を受けたら
「20分はお世話になった方のピン写を撮らせてもらう」
ことを条件にするのもいいアイデアだ
というか提示してみるのもいいかもしれないと思い始めた