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大晦日前に禊代わりの水撮影

「今年も押し迫ってまいりました」
「明日は大晦日だね」
今年最後の撮影は水撮影ブースでの撮影となった

こんな暖房のないブースに年末入るレイヤーはあまりいないけど居てもおかしくない、幸い人も少なくこのブースも空いていた
暗室で水も使えるブースだ
昨今では暖房完備、すぐ近くに更衣室完備、温水完備など、レイヤーにとっては暖かいサービスがあるスタジオも多くなったが本来水撮影とは厳しいものである。やる気のあるレイヤーがやる気のあるカメラマンとお互いの意思を固めて挑むものなのだ!(大げさ)


このブースに入る前に、血糊和室ブースで血糊の感じを確認する、いや~良い血糊具合だ。一通り撮影して別館の最上階にある水撮影ブースに移動した

このブースは細くて長い、無理やり都会の細い敷地に建てたビルの一室を撮影ブースにした感じだ、だがそこはあまり関係ない。水撮影暗室ブースがあること自体ありがたい話なのだ

床に水を張る、天井からシャワー。
照明機材を配置して効果確認しレイヤーさんに入ってもらう、レイヤーさんが濡れ始めたらさらにてきぱきと進めないとレイヤーさんの身体が冷え切ってしまう、やってる最中は夢中で体温が落ちていることに気が付かないのだけど終わった時の脱力感が半端ない、今日は晦日

撮影が終わりスタジオを出る、アフターのラーメンが楽しみで仕方ない