ウェディングオープニング空撮 その4
三角港 海のピラミッドでの空撮
2番目に撮影した天草四郎ガ浜ビーチを出発する時、依頼者には「次は、三角西港へ向かいましょう。」と話して海岸を出発しましたが、着くのは早くても午後6時半頃になる予定。着くころには日が暮れそうです。
夫の案で、三角西港はライトアップされるので順番を逆にして 照明のない三角港の通称・海のピラミッドに向かうことにして、途中で依頼者に電話やlineを送りました。
電波状況が悪い中、「わかりました。」という返事でしたが、よく聞こえていなかったようで(後で確かめるとlineメッセージも届いていませんでした)
依頼者から、「予定通りの場所に到着した。」と連絡を受けたので、再連絡して、私たちが待つ三角港へ来てもらいました。
約10分後に、駐車場に到着した依頼者の奥さんを、セットしておいた着替えテントに招き入れ、再びウェディングドレスに着替えてもらい、大急ぎで髪のセットをし(おしゃれな髪型を考えていたのですが、結局 超簡単に・)
それから、夫が既にスタンバイしている海のピラミッドへご夫婦を送り出しました。
撮影の間、海岸で約束した通り、M君は海岸でしゃぽん玉を楽しみ。
0歳のA君は、お世話の為に付いてきてくれた依頼者の弟さんに抱かれて、やっぱりご機嫌でした。
ここでの撮影は、10分もかけずにサクサク終わり、大急ぎで最後の撮影予定場所の三角西港に向かいました。
後で撮影空撮動画を見ると、ピラミッドの外スロープをウェディング動画らしからぬ超速で歩いていくウェディングドレス姿のご夫婦が映っていました。
三角西港での空撮
三角西港に着いたのは、午後7時過ぎで既に暗くなり始めていました。
ここでも制限時間の関係上、必然的に依頼者ご夫婦だけを撮影することになりました。
M君はここでも、駐車場横の芝生の上でシャボン玉を楽しみ、A君は私に抱かれてやっぱりご機嫌で、お兄ちゃんのシャボン玉が飛んでくるのを興味深く見ていました。
私は、撮影が終わりそうな頃に初めて、奥さんがリクエストのされていた
ピンク色のバラのドライフラワーを渡していないことに気付きました。
でも、最初から渡していなくて正解でした。後でドローンで撮った動画を、観てみるとカメラの前でのおふたりのどつきあ合い漫才のようなリアクションがとても楽しそうだったからです。
私たちは以前から東京駅ウェディングに興味を持っていて、夜にウェディング撮影できる場所を探していました。
これまでのところ、私たちの思いつく限りでは、この三角西港がナイトウェディング撮影に向いていると考え、以前数回夕方からカメラ撮影を試していました。
でもその時は、投光器がない中、ライトアップされた洋館を背景に怪奇写真風の変な写真になりました。(私がモデルになっていることも原因ですが・・)
三角西港は海岸で魚釣りをする人が多く、特に休日は昼も夜も海岸沿いは釣り客でいっぱいです。
ところが、今日は月曜日の夕暮れ時ということで、撮影中は、犬の散歩をしている人を見かけただけで海岸にいる人は誰もいませんでした。
海岸沿いを歩く依頼者ご夫婦をドローンで海側から撮ったり、立っているところにドローンを寄せたりしました。ドローンを寄せた時、夫婦漫才のようなコミカルなリアクションもあり、手前味噌ながらいい撮影が出来ました。
午後8時に撮影や着替えが無事終わりました。
明日は依頼者はお仕事に行かれるとのこと。
県外へこれから陸路で帰られるので心配して声をかけると、いつも明るい奥さんは、「大丈夫ですよ。○○温泉に入って、そこで食事して、私が高速を運転して帰りますから。私は運転が好きなんですよ。」と答えられました。
依頼者が、フェリーに乗り遅れ、予定時間より2時間も遅れて到着したとの連絡を受けた時には、どうなることかと思いましたが、撮影場所が逆回りになったおかげでナイトウェディング風の撮影も出来ました。
ずっと楽しく機嫌よく元気で過ごしてくれた2人の子どもさん、お世話してくれた依頼者の弟さん、明るく芸達者な依頼者ご夫婦のおかげで私たちも楽しく撮影ができました。
このブログを書き終わった今現在、
台風14号が九州に近づきもうすぐ鹿児島に上陸し、その後の進路は天草から長崎へ向かうという気象予報が出ています。
被害が少ないことを祈りながらブログを書いています。
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