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世界の不確実性が増しています

まずは経済系のニュースから。パウエルさんが「リセッションの時には非線形化しやすいからなあ」と言い出しました。単に中央銀行のせいじゃないよと言おうとしているだけなのかもしれないですが、そろそろ現実にリセッションについて考え始めた方が良さそうです。確かにFRBが制御できる範囲は超えている気もしますしね。

もう一つの記事は、和平交渉におけるアメリカの不在と中国の存在感の増加です。

NOTEをご覧の人だけにこっそりと告白します。

もともとは「敵を作るアメリカの手法が行き詰まり外交的存在感が薄れている」という話にするつもりでした。一度Quoraで書いてみて「これは反米と捉えられかねないな」と思いました。

こういう場合の対策は意外と簡単です。

つまり、文脈をひっくり返してみればいいわけです。言っていることは同じです。「オチ」として岸田総理の「必勝しゃもじ」を持ってきたのですが、タイトルにそれとなくあしらってみました。岸田総理批判かな?と思う人もいるでしょうし「野党=立憲民主党」支持者かななどと想像する人も出てくるでしょう。

つまり、内容ではなくタイトルで文脈が固定されてしまいます。日本人は書いてある内容ではなく「その人の立場」を読み取ろうとするんですよね。

今回の2本は「世界経済の不確実性が増しているために和平が求められている」とつながった話になっています。ですが、おそらく読んでいる人の大半は「結局誰がイイモノで誰がワルモノなのだろう?」ということを文脈から探すことになるんだろうと思います。

まあ、何を読むのかは受け手の自由だったりするわけですが、実は本当に言いたいことはそことは外れていたりもするわけです。

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