オンライン診療・電話診療について千葉市の区役所に問い合わせてみた……

詳細はQuoraに書いたのだが、NHKのある報道をきっかけにオンライン診療・電話診療について千葉市に問い合わせてみた。結果から言うとなんかイライラさせられた。市役所は「国に言われたら考えるけどそれ以上のことはやらない」という一貫した姿勢があるからだ。

ちなみにNHKの報道は「陰性で重病リスクのない人は病院に来ないでくれと要請することに決めた」と言うものだった。つまり「お願いすることに決めた」わけで「来るな」とは言っていない。この報道を見た人もおそらく忘れてしまうだろうからきっと病院には発熱患者が殺到することになる。

仮に政府が本気ならば「受け皿」となるオンライン診療・電話診療のキャパシティがどれくらいになるのかを調べなければならない。だがその兆候が見られない。いざとなったら地方自治体がなんとかしてくれるだろうと考えているからだろう。

具体的な対応策としてはあらかじめ近所の病院が電話診療・オンライン診療に対応しているかを調べておくことをおすすめする。かかりつけ医のいる人はいいのだが、特にかかりつけの病院がないと言う人は時間をかけてでもやっておいた方がいい。

個人で見つけたのは歩いて3分くらいのところにある総合病院の発熱外来だった。オンライン予約などには対応していないそうだが電話で問い合わせをしてくれと言われた。プレハブの小屋が建っていてそこが「発熱外来」になっている。

もう一つ「ここがオンライン診療に対応した」と言う話を聞いたことがあるという病院があったので検索してみた。オンライン診療・服薬指導アプリというものがあり、いくつかの病院が登録されている。その中に「発熱外来」を開けている病院が一つあった。これで選択肢は二つになった。

多分、現在の岸田政権には問題を把握して先回りして対策しようと言う意欲はない。なぜないのかはよくわからないが岸田さんと言うのはそういうひとなんだろうし、支持率が下がったり野党が躍進しないと本気で対応する気にならないのだろう。

従って、その指示を待っている都道府県・市区町村レベルが先回りして対応sてくれることはないだろう。目が死んでいてゾンビのような感じだ。

ただ「選択肢を見つけた」と言っても、1日75万人の感染者が出たと言う状態で「あそこの発熱外来は電話とオンラインで対応してくれる」と言う情報が広まればおそらく回線はパンクするだろうと思う。

そうなればきっと「想定外だった」というお決まりのフレーズが聞かれ、ワイドショーのコメンテータがわいわいと騒ぎ始めるのだろう……

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