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2024年5月26日の政治時事ニュース 小池百合子さんのヒロイン願望とポピュリズム

今日はケニアとアメリカの同盟という外交課題を書きました。アメリカ合衆国の安全保障政策はかなり大きな転換点を迎えていますが日本人がこれに気がつくのはトランプ氏が大統領になるか台湾海峡などで有事が起こり実際に自衛隊が動員された時でしょう。その時までは「これまで通りで大丈夫なのだ」という夢を見ているのがいいのではないかと思います。どっちみち次をどうするかという議論はできませんから現状を知っても不安になるだけ。

もう1本くらい書けそうだったので何か書いてみようと思い小池百合子さんについて書いてみることにしました。トランプ氏を見ていてアメリカのような劇場型ポピュリズム政治を分析するためには自己愛が暴走した人たちの気持ちを想像しないと分析ができないと感じます。

日本にはあまりそういう人はいないのですが、その唯一の例外が小池百合子さんです。

「私は自民党では認めてもらえなかった」ことを敗北ととらえずに「いつかみんながその間違いに気が付き向こうから懇願してくるはずだ」と考えているとすればどの行動原理に説明がつきます。全てが自分の有能ぶりを見せつけることを目標としているので間違いや問題がなくなるとふっといなくなる。と同時に周りに対しても「やりたいことがあるならば我慢することはない」と欲望の蓋を開いてあげることで人気を維持しています。

おそらく政治という文脈でドナルド・トランプ氏の小池百合子さんの行動を説明することはできませんが演劇だと考えるとうまく説明ができるはずです。そして非常に興味深いことにそれを熱心に支持する有権者も多いのです。


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