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The Key Questions 編集後記

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The Key Questionsの記事を書いた後の感想をまとめます。
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2023年2月の記事一覧

ディルバートで英語の勉強をしていた人は意外と多いんじゃないでしょうか?

久々に聞いたなあと思いましたが今でも連載が続いていたんですね。日本でも英語を勉強したITエンジニアなんかには馴染みがあったのではないでしょうか。あの「ディルバート」が掲載中止になったそうです。 もう一つは途上国の債務再編問題です。最初は「暗礁」と書いたのですが、ちょっとさすがに強すぎるかなあと思い表現を弱めました。

国民民主党と自民党の連立構想が破談に

国民民主党が予算に反対することを決めたというニュースがありました。おそらくさほど注目されていないとは思うのですが、一応まとめてみました。 今日はこの一本です。 ちなみに昨日の中国がウクライナの和平交渉に乗り出したという話なんですがさほど注目を集めませんでした。次はモルドバか?という話には多くの人が関心を持ったようなので「ウクライナに飽きている」人が多いのかもしれませんね。おそらくそんなことを公言すると叩かれると思うのですが、実際の閲覧行動はかなりあけすけというかあからさま

中国を悪者にした方が反応はいいんでしょうね……などとついつい考えてしまいました。

中国が和平交渉をウクライナに持ちかけており、アメリカは手詰まりですよねという内容の記事です…… しかしながら「中国を悪者にした方がクリックする人は増えるんだろうなあ」というようなことを考えてしまい、こういうタイトルになりました。 なんとなく「罪の告白」みたいな感じですが、日々タイトルに工夫を凝らしております。 次の記事は昨日から準備していたものです。木原官房副長官の失言について考察したものです。 このためにわざわざ元になった日テレのBS番組をみました。3月1日まで視聴

編集後記:日銀とロシアの暴走

日銀総裁の衆議院での面談についての記事を一通り準備して寝かせました。結果的には何事もなく無難に終わった印象です。 もう1本くらい書けるかな?と考えてメドベージェフ氏がポーランド国境の押し戻しを主張したという記事を書いたのですが、意外と下調べやらチェックやらで時間がかかりました。集団トラウマみたいなものに触れてしまったのが時間がかかった原因だと思います。 ということで所要時間40分くらいで日銀の話を推敲し終わりました。 ちなみにパンチボールはパンチングボールではありません

ガーシー議員除名が最悪の選択肢である理由

今回の記事はガーシー氏の除名問題について考えました。最初は「劇場化が危険」という単純な構成だったのですが、調べれば調べるほどN国党にとってはおいしい選択肢があります。少数者が迫害されたなどと主張するというのはまだいい方で、実は再選を通じて名誉を回復するという選択肢があるのだそうです。つまり「迫害から名誉回復運動」というような持って行き方で集票しプレゼンスを高めることができるわけですね。 ちなみに昨日の秋本真利議員の件ですが中ヒット(中の上)になりました。おそらく秋本さんの名

記事の書き方として「民主主義という共通の価値観を守るべき」とするのか「中国は崩壊しつある」とすべきなのか?という問題。

結局選択したのは「中国は崩壊過程」でした。 もう一つは実は地元の話なんですよね。 ということで今朝は2本でした。サーバーの調子が悪いようでレスポンスが遅いです。

もともとは「人手不足で社会が詰んだ」という記事だったのですが……

もともと「人手不足で社会が詰んだ」という記事になるはずでした。一晩寝かせてみて「もっと冷笑的な感じの方がウケがいいんだろうな」と考えて、タイトルと内容が180度転換してしまいました。つまり構造改革をさきおくりしてきたためシステムの側が慌てているという視点ですよね。 ただ、内容自体は極めて深刻です。 さて昨日の記事なのですがたくさんのページビューが集まり「中の上」のヒットになりました。ただその予想は大きく外れました。ウガンダの子沢山のお父さんの記事はほどんど読まれず、モルド

「結婚」の意味を解体する

まずはオーソドックスな国際政治系の記事。スマホで読んでいる人はこれくらいの長さがいいのか……あるいはこれでも長すぎるのか……迷うところです。 書いていて面白いのは「結婚の意味を元から考えてみましょう」というような記事なんですが、これはおそらく文章のボトムまで到達する人は少ない気がします。さらにあまりにも社会通念から外れているので怒り出す人も多そうです。おそらく部分的に切り取れば「炎上間違いない」という箇所がいくつもあります。 例えば同性婚は「演劇=ごっこ」であるなどという

東京オリパラ官製談合事件で見えてくる「誰も幸せにならない巨大ピラミッド」の影

さて今日は記事を一本だけ書きました。個人的には「東京オリンピックの問題はもういいや」と思っていて記事を適当に読んで軽くまとめようと思っていました。ところが多重請負のピラミッド問題を発掘してしまったようです。結果的に「これは最後まで到達する人はいないだろうなあ」というような長大な文章ができてしまいました。 一応談合事件として立件されそうなんですが、調べてみると「どういう枠組みで裁くのか?」に疑念を持っている人もいます。もはや誰も全容がわからない巨大なピラミッドができていること

ITと言論空間

ChatGPTが左(リベラル)寄りすぎると批判が高まっているそうです。実際にバイアスはあるようですがそのかけかたが面白いんですよね。 次は共同通信のデスクが実は……という疑惑。ただし週刊誌一紙の報道なので詳細は不明。 で最後に軽く北朝鮮からのお手紙について書いたんですが、軽く書くつもりがつい力説になってしまいました。熱く語ってもあまり読んでくれる人がいるとは思えないんですが……

政治的影響力を持つということはこの日本ではどういうことか

まず最初の話は岸田総理の「子育て予算倍増」の話がたいして期待も反発もされずにスルーされましたよという話です。 政治への関心は冷めきっているわけですが、それでも時事・政治系のニュースって一定のニーズがありますよね。いったい何が期待されているのか。考えてみれば不思議です。 もう一つの話は政府にLGBT担当ができたとい話です。これを不思議に思わない人はかなりの政治通と言えます。つまり一般の常識とはずれているということですね。 一方で政治に馴染みのない人にとっては「ああこうすれ

LGBTの人たちはこの機会を利用して議論を深めればいいのに……と思いました

今回はLGBT理解増進法の「差別」と「不当な差別」という用語について調べました。書いていて「不当でない差別」について議論をすれば理解増進につながるのにな……などと感じました。実は本質的な理解を求める上ではいいチャンスだったんです。 ところが日本には「新宿2丁目系ゲイタレント」はいても「LGBTの論客」がいません。なので政治的議論が起こらないんですよね。ただ書いていて「まあそれは当事者が決めることだしなあ」と思いました。奮起するか「社会はわたしたちを除け者にする」と悲しがるか

あの白くてふわふわした憎い中国からの刺客を撃墜できるのか?問題

今回は「日本は中国からの気球に対処できるんですかね?」問題について調べました。「憲法」という言葉が入っただけで勇ましく身構える人たちがいますが、現実的な問題への対処となると逃げ腰になってしまうのですよね。 そもそも河野防衛大臣が「防衛上の脅威にならない」と判断しているわけですから浜田防衛大臣が対処するとしたら「何が変わった」のかを説明しないといけません。ですが、実際には何も変わってないです。 従って今後も日本政府は(恐らく)何もしないのです……

「多分日本共産党の支援者」の人からクレームを喰らいました

今日の記事は2本でした。最初に準備していた記事は原発安全基準をゆるくするのに反対です!という記事だったのですが「リベラル過ぎて離反される可能性があるよなあ」と思いました。そこで、ちょっとそれとは違ったものを見繕ってきて1時間程度で記事にしました。 これを書いてからTBSでこんなニュースをみました。アメリカでは異星人騒でしたが、電凸匿名クレーム文化の日本では不正確な思い込みによるクレーム電話で業務が妨害されているそうです。あまり他国のことは笑えないです。 でこれを書いた際に