Amazon Location Service勉強会に参加しました。
2021/07/17(土)13:15 〜 15:15にオンライン開催された、AWSの位置情報サービスであるAmazon Location Serviceの勉強会に参加しました。
AWSの基礎を学ぼう 特別編 最新サービスをみんなで触ってみる はじめての位置情報サービス
SORACOMテクノロジーエバンジェリストの松下氏がLT「位置測位の基礎知識から開発と AWS 連携入門」をされました。
IoTは、モノやコトのデジタル化。三つで構成されている。現場のデジタル化、データの活用を繋ぐのが「ネットワーク」との事。
トラッキングとジオフェンシング。
位置即位は、メートル単位の誤差が出るので、緯度経度の少数第4位、5位ぐらいで丸めるので良いとのTipsも話をされていました。
続いて、アマゾン ウェブ サービス ジャパン、シニアエバンジェリスト 亀田氏によるAmazon Location Serviceのハンズオンでした。
harunobukameda/Amazon-Location-Service
私はちょっと聞きながら操作するのは遅れてしまい、間に合わないと思ったので、その時は見ているだけでした。後日ハンズオンを実際に試したら、感想を追記しようと思います。
=== 2021/8/12 追記開始 ===
お盆休みになってまとまった時間が出来たのでハンズオンをやってみました。以下、画面のキャプチャです。特に気になった所はコメントを入れました。
「ポリシーをアタッチします」という箇所が見つからなくて、画面を行ったり来たりしました。
S3に、test.htmlを上げたところです。これがAmazon Location Serviceの地図だそうです。
https://geojson.io/ という、無料で地図から位置情報jsonを作成できるサービスで、最寄り駅の京セラドーム付近にピンを立てた様子です。
こんな感じに、json形式で緯度経度が出力されます。
5角形のGeo Fenceを作成したところです。ジオフェンスの説明はこちら等を参照ください。
2021年8月12日に作成した際は、「AmazonLocationAccessPolicy」というアクセス権がありました。以降の手順でも問題なく動作しました。
AWS IoT Coreのメッセージペイロードから、5角形のジオフェンスに入った時、出た時の位置情報を発行しました。
無事に出来ました!ENTERとEXITがCloudWatchのログに出力されました。
3回目として、再度ジオフェンス内に入ったとして、タイムスタンプをプラス10、先ほどの「入った状態」の位置情報を入力して、発行しました。
無事に、3つ目のログが出来て、ENTERと表示されました。
今回、作成したものを削除する途中で気付いたのですが、S3にアップロードした地図の方に、ジオフェンスに出入りした場合に表示がどうなるか、すっかり確認するのを忘れてしまいました。
ちょっとした事でしたが、Amazon Location Serviceは面白いと思いました。
=== 2021/8/12 追記終了 ===
緯度経度の順番に正解はないとの事で、longitudeとlatitudeの値を別のシステムなりに連携する場合は注意が必要との事でした。
その後、3名の方がLTをされました。AWS Amplifyと組み合わされた方、Amazon Location Serviceの地図の表記を日本語にされた方。SORACOMのGPSマルチユニットSORACOM Editionを使って、地図上の範囲の出入りを通知する仕組みを使ってプロトタイプを作成された方です。
認知症の為に徘徊される高齢者の為に、この装置を付ければ、どこにおられるか分かりやすいでしょう。応用例がどんどん出てくると思います。
AWSの位置情報サービスであるAmazon Location Serviceの可能性を感じられた勉強で、とても有意義でした。ありがとうございました。
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