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ワクチン予約システムにAmazon Connectを活用してほしい

コロナウイルスの切り札であるワクチン接種に際し、「Web予約システムに繋がらない」「専用の電話窓口に繋がらない」と報道されています。

普段インターネットやスマホを使われない高齢者の方にとって、「Webシステムでワクチン予約申し込みしてほしい」、は酷です。必然的に専門コールセンターへ問い合わせが集中するのは当然でしょう。

そこで、Amazon Connectの活用を提言したいです。

Amazon Connectは上記リンク先に記載があるように、クラウドでコールセンターを構築できるサービスです。「何々について聞きたい方は1番を押してください」などIVR(自動音声応答装置)でおなじみの処理がブラウザ上のドラッグ&ドロップで出来ます。もちろんAWSのサービスなので、AWS LambdaやAmazon DynamoDBと連携できます。

AmazonConnect-問い合わせフロー

トップ画像にも貼りましたが、押した番号をLambdaを通じて、DynamoDBに保存することが出来ました。もっと作りこめば、ワクチン予約希望日を電話から入力する事が可能だと思います。

Amazon Connectは電話オペレーターの方へ繋ぐ処理も出来ます。「ご質問がある方は9番を押してください。順番に専任オペレーターが対応させていただきます」みたいな事が出来ます。またAmazon Lexとも連携できるようです。リンク>[Amazon Lex] Amazon Lexが日本語対応となったので、Amazon Connectから使用して居酒屋の電話予約をボット化してみました

一口に高齢者と言っても、パソコンを使われる方、スマホはもっぱら電話利用だけどもハキハキ喋れる方など様々です。この仕組みを活用すれば、自動応答でワクチン接種希望日の予約が出来ると思います。自動応答で申し込めなかった方は、電話オペレーターの方と対話していただいて進める運用にすれば、電話オペレーターの人数を抑える事が出来ます。

各自治体の関係者の方に置かれましては、Amazon Connectを是非検討いただき、ワクチン接種が円滑に進むよう対策していただきたいと思います。

追伸 時間が出来れば、試作したAmazon Connectフローの動画をYouTubeにをアップして、こちらにリンクを貼ります。

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