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一級小型船舶操縦士への道(スクール選び〜申し込み編)

前回の投稿「年頭所感」から約1ヶ月が過ぎてしまいました…。

クラウドファンディング、新商品の開発、公式通販サイトの改善など、仕事に追われまくっていました。

念頭所感でも書いた「船舶免許の取得」の計画を実行に移しました。
(とはいえ、まだ申し込んで、1回目の講習を受けただけです。)

これから「船舶免許」を取る方の参考になればと思い、noteを書いています。

私が「船舶免許」を取ろうと思ったきっかけは、友人が「船舶免許」を持っていて「バスボート」に乗せてもらった事。

自分でも操船できたら息子ともバスボートでバス釣りに行けるなと。

あと、乗合船は周りにも気を使うし、怖い船長さんもいるとか聞くし、ちょっと敷居が高いと思っていて、友人も船舶免許を持っているから「交代で操船したりしたらもっと気軽にオフショアでの釣りができるんじゃないか」と思ったりしたことも理由です。

そしてこのタイミングになったのは、超絶寒がり(手が動かなくなる)の自分には冬の釣りは結構厳しいのでなかなか釣りには行かないことが一つ。あとは、冬場に安くなるスクールがあることを以前に調べた際に知ったので、冬の間に取っておくのもいいなと。

そこでスクール選びからスタートしました。

「1級船舶免許」か「2級船舶免許」か

船舶免許取得でまず迷うのが「1級船舶免許」にするのか「2級船舶免許」にするのかだと思います。「1級」と「2級」の違いは「航行範囲のみ」です。「2級」だと「沿岸から5海里(約9.26キロ)まで」、「1級」だと「全ての海域」を航行できます。

海で釣りをするだけなら「2級」でも事足りると思いますし、湖でバスボートに乗るだけなら「2級」でOKです。(なんなら湖川小出力限定でもOKです。)費用も少し安く済みます。

自分の場合は、用途を考えたら「2級船舶免許」でも十分な気はするのですが、いろいろ調べた中で「海図やエンジンについての勉強が苦でなければ1級でも大丈夫」とあったのと、友人も「1級」で取ってて「難しくない」とのことなので、せっかくなので「1級」を取ることにしました。

「国家試験"免除型"スクール」「国家試験"受験型"スクール」「独学(飛び込み)受験」

次に船舶免許の取得方法ですが、大きく分けると「国家試験"免除型"スクール」「国家試験"受験型"スクール」「独学(飛び込み)受験」の3パターンがあると思います。

■独学(飛び込み)受験

実は、最初はこれも考えました。教本はAmazonなどで購入することができますし、YoutubeやWeb記事などにも情報が溢れています。自分を律して勉強できる人は全然ありだと思います。(実技だけは若干の不安がありますが、実技もYoutubeで学べます。)うまくいけば、1回の国家試験受験料だけで取得できますので、そこは魅力です。(一度落ちても再受験で受かれば少しは安く済みます。)

しかし、大型自動二輪を飛び込み受験した際に、思いの外厳しくて落ちてしまって、結局自動車学校に通った経験もあったので、今回は確実に取れそうな方法を選び、飛び込み受験はやめました。

《メリット》
・うまくいけば一番安く取得できる。
・スクールに通わずに自分のペースで自宅などで学べる。

《デメリット》
・試験に落ちてしまったらスクールよりも費用がかかってしまう可能性がある。
・要点などのポイントがやや分かりにくい。(情報が古い場合も)
・質問ができない。
・実技はぶっつけ本番。(Youtubeなどの動画で予習)

■国家試験"免除型"スクール

「国家試験"免除型"スクール」これは、自動車の教習所をイメージしてもらったらいいと思います。国家試験と同じ基準でスクールで実施される試験を通過すれば免許が取得できます。以前に調べていた「冬に安くなるスクール」はこちらでした。(たぶん「国家試験"受験型"スクール」で冬に安くなるスクールは価格設定的にあまりなさそうです。)

3つの中で、免許を取れる確率が高いのは「国家試験"免除型"スクール」だと思います。でも費用が一番高いのも「国家試験"免除型"スクール」です。

こちらも検討しましたが、「国家試験"免除型"スクール」と「国家試験"受験型"スクール」を比較してみて、自分にはそれほどメリットを感じませんでした。自動車学校に通ったことがある方ならイメージできると思いますが、学科の講習を受けたときに「ペースが遅い」とか「そこは読んだらわかるよ」とか感じた方もおられると思います。1級の場合で24時間程度、2級の場合で18時間程度、必ず拘束されることになります。自分のペースで勉強できる「国家試験"受験型"スクール」の方が自分にはあっていると思いました。

「しっかりと全ての項目を教えてもらいたい」「確実に取得したい」という方は「国家試験"免除型"スクール」が向いていると思います。

《主なメリット》
・一番確実に免許が取得できる
・全ての範囲をしっかり教えてもらえる
・勉強時間を強制的に作ることができる(自分を律することができる人には不要かもしれませんが…)

《主なデメリット》
・費用が一番高い
・拘束時間が長い

※「国家試験"受験型"スクール」のパートに「国家試験"免除型"スクール」と「国家試験"受験型"スクール」の詳しい比較が書かれたサイトへのリンクを貼りますので、詳しくはそちらもご覧ください。

■「国家試験"受験型"スクール」

色々と考えた結果、最終的に「国家試験"受験型"スクール」を私は選びました。

費用面でも、学び方も、「独学(飛び込み)受験」「国家試験"免除型"スクール」との中間に位置するのが「国家試験"受験型"スクール」です。

「国家試験"受験型"スクール」は、「実技のみ受講(学科は完全に独学)」や「実技+学科の要点のみ受講」というパターンがあります。
加えて、1級の場合は「実技+学科のうち一般科目の要点のみ」「実技+学科の一般科目と上級科目の要点のみ」のパターンが自分が通うことにしたスクールでは選択できました。(後者で申し込みました。)

学科は「独学」もしくは「要点のみ」で選べるので、自分のペースで学べますし、質問もできるので安心感があります。また、実技をぶっつけ本番というのも流石に厳しいと思うので、「実技」の講習があるのもいいですね。

私が通う(といっても3回だけ)ことにしたスクールは、国家試験の試験会場と「同じ会場」「同型船」で「実技講習」ができるということだったので、実技面では「国家試験"免除型"スクール」とほぼ差がないと感じたのも決め手でした。(時間的な差はあるかもしれませんが、Youtubeだけで合格する人もいることを考えれば、大丈夫かなと思いました。)

合格率も「国家試験"免除型"スクール」とそれほど変わらないとのことで、「同じ会場」「同型船」で「実技講習」ができるという仕組みを考えると、そのとおりだと思うので、それも決め手でした。

《主なメリット》
・「独学(飛び込み)受験」と比較すると確実に免許が取得できる
・要点を教えてもらって、残りは自分のペースで学べる(拘束時間が短くて済む)
・質問ができる
・費用は「国家試験"免除型"スクール」より安い(「独学(飛び込み)受験」の最安パターンよりは高い)

《主なデメリット》
・費用は「独学(飛び込み)受験」の最安パターンよりも高い(「国家試験"免除型"スクール」よりは安い)
・国家試験に落ちた場合に、再度受験料がかかり、少なくとも1週間以上先の試験日からしか再受験できない。

《「国家試験"免除型"スクール」「国家試験"受験型"スクール」の比較》
下記URLにて詳しい比較がありますので、そちらもご覧ください。
※ちなみに私が通うスクールのサイトです。(案件ではありませんw)

先日Webで申し込みを行い、費用を振り込んだら、その翌日に教材が届きました。学科講習で学ぶ範囲が書かれており、それ以外の部分は自分で学んでおいて欲しいとのことでした。計画通り進めば、3月上旬にも免許が取得できる予定です。

学科講習が終わったら「一級小型船舶操縦士への道(学科編)」を書こうと思いますので、お楽しみに。

最後にBywaterの新アイテムの紹介を。

先日、ご要望の多かった「帽子(キャップ)」の販売を開始したのですが、好評で残りわずかとなっています。

追加生産は計画中ですが、工場が混んでおり、納品まで時間がかかる見込みです。

売り切れる前にぜひチェックしてみてください。

※すでに売り切れになっている場合は、LINEに登録いただければ、再入荷の案内をいたしますので、LINEの友達登録をお願いいたします。

暖かくなって「釣り」にいい季節が来るのが待ち遠しいですね。

それではまた。


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