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釣りとTシャツと私(その1)

会社設立の投稿からすっかり筆不精になっておりました。
まだまだ読んでくださる方も少ないですが、ちょくちょく書いていこうと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。

フィッシングアパレル事業をするという事は、すごく釣りが上手だとか、経験年数が長いとか思われる方もおられるかと思いますが、正直に言いまして「釣りは下手」ですし「経験年数」もそれほどありません。(最近はボウズばっかりですw)

でも、2018年に釣りを再開してから釣りにどっぷりとハマり、毎日釣りの動画を見たり(いっぱい見るけど特に「釣りよか」「マスゲン」が好き)、釣り雑誌を読み漁ったり、釣りのWeb記事を読んだり、いろんな釣り方を検索したり、釣り道具を愛でたり、理由もなく釣具店に行ったり、もちろん釣りに行ったり、そんな毎日を過ごしています。

人生で初めて釣りをした日というのは、明確な記憶にありません。小さな頃の釣りの思い出としては、祖父によく連れて行ってもらった香櫨園の浜にあった釣り堀で釣りをしたり(今思うと海辺で淡水の魚を釣るという不思議な事をしてたんだな)、奈良県南部のきれいな川で釣りキャンプをしたり、近所の貯水池で落ちていた針と糸でガムを餌にブルーギルを釣ったり、そんな感じでどれが最初だとか全く記憶にないですが、割と釣りとの接点はあったように思います。

高校の時(ひょっとしたら中学かも)に初めてブラックバスを釣った時の事は印象に残っています。
サッカー部の友人が初めて聞くブラックバスなるかっこいい名前の魚を釣りに行くという事を聞いて、「自分も行きたい」と言って琵琶湖まで連れて行ってもらいました。
始発の京阪電車に乗って三条まで行き、京津線で山科まで、そこから湖西線で近江今津まで行き、そこで初めてのバス釣りをしました。

友人から借りたスピニングタックルにZEAL(だったと思う)の小さなポッパーをつけて、教えてもらったように「ポコン」「ポコン」と音を鳴らしながらルアーを動かしていると、水面がモコっと盛り上がり、あっという間にルアーがひったくられました。わずか数投の出来事だったかと思います。それが、初めてのブラックバスとの対面でした。30cmもない小さなサイズでしたが、めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。
しかもその直後にもう1匹釣れ、友人が「トップ(ウォーター)で釣るなんてすごい!」「自分はトップで釣ったことない」だとか「これだけ釣れるのはめちゃ上手いんじゃないか」とか褒めてくれたのも凄くうれしかった記憶があります。
記憶が確かなら、その日は一緒に行った友人2人とも1匹も釣れなかったように思います。帰り道も友人が褒めてくれ、貸してくれたスピニングタックルも「安くで売ってあげる」と言われて、すぐに買いました。その時に友人がおまけでくれたルアーは今も持っています。
※初めて釣ったルアーも持っていた記憶だったのですが、これを書きながら「これ(初めて釣ったルアー)は、よく釣れるからあげれない」と言われて、結局もらってなかったような気もしてきました。

その後も同じメンバーで、何度か琵琶湖でバス釣りをして、ちいさなサイズのグラブ(ワーム)の頭としっぽを切って小さくすると小さなブルーギルが入れ食いのように釣れるのを発見したり、「ブラックバスって食べれるらしいぜ」と言って釣ったブラックバスを小枝を集めて焼いて食べたり(友人が醤油を持ってきてくれていて意外においしかった)、釣れなくて何か所も電車で移動したり、バス釣りを楽しむようになりました。

その後、釣りとはほぼ無縁で、大学の時に別の友人から誘われて、サビキ釣りをして大量のアジを釣ったくらいしか釣りをしていませんでした。

《一気に書こうと思っていましたが、結構長くなってしまったので、続きは分けて次回書きますね》


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