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12月1日村田浩&BOP BAND ライブを観て

村田先生のライブは私にとって授業である。ジャズの授業である。
2023年12月1日金曜日
ライブハウス POCHI
POCHI https://livehouse-pochi.com/
大好きなライブハウスに村田先生がいらっしゃる、ということで授業におくれてはならないとのことで早めに仕事を終わらせた。

フライヤー
素敵な立看板

横山功一(as)

岩崎壮平(p)

矢野伸行(bass)

 宮岡慶太(ds)

https://www.ambienceyokohama.com/artist より抽出

石井陽太(as)

@hinataishii

永田右京(ts)

メンバーについて 一人一人 調べるのは初めてでしたが 、皆様 すごい経歴をお持ちで 一人一人が ゴージャスな プレイヤーでした。 そして 待ちに待った 19時30分が来た。 村田先生、バンドがステージに上がり映像が始まる。 次に 演奏された曲を 羅列していく。

ワンステージ名
1JOY SPRING

2sunnyside of street

3Datida diferente

4Easy Living

5Nostalgia

ライブ の 冒頭 村田先生はおっしゃった。 村田先生 自身 80歳になられるが ジャズの世界では まだまだ若輩 だと。 クラリネットの北村 英二さんは 94歳、ピアノの 秋吉敏子さんは 93歳、 そして サックスの 渡辺貞夫さんは 90歳。 村田先生はまだまだお元気で 80歳とは思えません。 その意味で まだまだ若輩なんだと 、先生はまだまだ元気でやるんだと 、そんな意気込みが感じられる 冒頭の発言でした。 先生の授業は、 我々に ジャズを教えるだけじゃなくて 若手のプレイヤーをどんどん 育成して 一人前に仕上げていく いや 1人前にもうなっている。 村田先生はアート ブレーキのような存在だと思います。 その中で 明石出身の 天才ミュージシャン 石井陽太さん 、関西 中心に頑張っておられる 永田 右京さんも若いながら凄いプレイヤーです。

 先生はクリフォードブラウンはファッツナヴァロを師とし、リー・モーガンはクリフォードを師とおっしゃった。先生もやっぱりクリフォードが師匠なのかな。
1956年6月あの事故がなくクリフォードが生きていればどうなったか。酒も薬もやらない誠実で品行方正な方だったそうだ。
先生もジェントルマンな方だ。
ファッツナヴアロのノスタルジアはサマラジョイのアルバムで曲は知っていた。ナヴァロの曲だったのか。

少しだけベーシストの矢野 伸行さんと さんとお話できた。 私も ヘビメタだけど ベースをやっていたと話すと 矢野さん KING gnu を聞いてるとおっしゃってた。 KING gnu の ベーシストの 新井和輝さんは 若干 31歳ですが 、師匠は 川上修さんという ベーシストで 矢野さんも 師事したという。 つまり 新井和輝さんは 弟子 なんだと。 やっぱり ライブハウスって 学校なんだとしみじみ思った。

休憩を挟んで 第2ステージ。
ここで 先生より 網走の ジャズマン 吉井善満 さんの話があった。 東京のジャズ 活動を経て 地元 網走に戻り ラーメン屋と兼業しながら 地元のジャズの 発展に 尽力した 方である。 昨年、 小脳出血で 倒れながらも 奇跡のカムバックを起こした。 後遺症と戦いながら アルトサックスプレイヤーとして 奇跡を起こした。 本年 9月30日に 村田先生と共演したが、残念ながら その40日後にご逝去された。 先生との交流は 素晴らしい出来事だったと思う。 そこで 1曲目は アルトサックスの横山 功一さんが ブルースで 吉井善満さんを称えた 曲。 彼が生きていれば何 と言うか。
1 He Would say Yeah
これからスタート
2  JANKA

ここで 若き テナーサックス奏者 の 永田 右京さんが登場した。 私が見る限り 村田先生と歴史的な共演であった。 素晴らしい演奏であった。

3  FRIED BANANAS
DEXTER GORDONは 本当に変なタイトルの曲が多いな。

4 サックス 3人 編成での
All thing you are

こここから ゴージャスな ピアノサックスをフューチャーした バラードメドレー。 ジャズを良さは この バラード これが何とも言えない。 おいしいウイスキーがとてもよく合う。

5永田さんによる
POLKA DOTS AND MOONBEAMS

6 横田さんによる
The good life

7 岩崎さんによる
I can't get started with you

偶然大好きなノラジョーンズの I can't get startedも忘れそうなんで。

8 石井さんによる
Darn that dream

デクスターゴードンって メタリカの ドラムのラルフの 父親代わりをしてたっていう。  全然関係ないけど。
4曲 続けての バラードのメドレー 本当に 素晴らしかった。

9 Perdido     
Duke Ellingtonのナンバー

アンコールで 村田先生の ボーカルによる 先生の作品 曲である How many  more years  。 先生はあと2年で このバンド が結成50周年だと言っていた。 でも 先生は50年にとどまらず 60年 70年 もっともっと 頑張るつもり である。 だから 先生は この歌を最後に歌ったのだと思う。 久々に  感動したライブであった。

12月8日金曜日には永田右京さんのリーダー ライブが この ライブハウスであるという。 もちろん 予約しました。

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