理学療法士→一般企業(営業)のワケ

理学療法士 ヨガインストラクター アロマテラピー など医療・ヘルスケア系の資格を持ちながら、営業職をしていると『どうして?』と聞かれる事が多いのでその理由を含めて自己紹介いたします。

【なぜ理学療法士になったのか】

家族が病気になったときに、『医療って難しい。知らないと怖い!』と思ったのが医療の道に進もうと考えたきっかけです。

【やる気満々外来整形外科時代】

理学療法士の国家資格合格後、外来整形外科クリニックへ就職。やる気に満ち溢れ、一日に担当できる上限人数までリハを行い、その後は残業で紙カルテの記載やリハ計画書の作成。業務後は終電まで参考書等を読みスキルアップを図っていました。

【ビジネスも勉強デイサービス管理者時代】

外来整形外科で様々な患者さんを担当する中で、その受傷機転やリハ終了後の生活を考えると、病院の外にも理学療法士のニーズがたくさんあると感じ始めました。(ヨガによる怪我で受診する方が多い地域で、傷害予防活動のためにヨガインストラクターになったのもこの頃)

病院外のニーズに対してどのように自分で主体的に仕事をしていくか悩み、ビジネス書や勉強会で学んでいた頃、縁あって介護事業で起業する理学療法士からお誘いいただきます。理学療法士のキャリアと会社立ち上げというビジネス経験をできる絶好の機会と感じ転職。

デイサービスの立ち上げ・集客・営業・サービス構築を通して望み通りのキャリアを積みながら、医療・介護の関連職種との関わりが増え、現場の「業務負担」「人手不足」を強く感じ始めます。

(写真は地域交流会でお相撲さんに抱きかかえられはしゃいでいる所。遊んでるようだけどちゃんと仕事で、これにも多くの人手がかかってる。)

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【一人で迷走時代】

5年間勤務したデイサービスを退職し、改めて病院の外にあるリハビリニーズへ応えようと考えながらあれやこれやと手を出していました。その中で理学療法士のいない介護施設へのリハビリ業務委託の打診を受けた際に、利用者さんの活動量を高めるには現場の「人手不足」「業務負担」がネックになり断念。(たくさん動いてもらうには転倒などのリスクもつきまとうため監視の目が必要。僕は医療介護現場で働く人達が好きなので仕事を負担に感じてほしくなかった。)

まずは「人手不足」「業務負担」の解決が先決であると感じ、ITの重要性を認識。『でもITってすごく苦手だし(病院時代も紙カルテでアナログだったし…)、これは一人で悶々としていても仕方がない、ヘルステック企業に再就職しよう!!』と思い至ります。

【㈱メディアコンテンツファクトリー】←今ココ

ITも営業ほぼ未経験でしたがなんとか希望する会社に転がり込み、現在は「WEB問診システム SymView」を中心に医療機関にご紹介しております。医療従事者の経験を踏まえて現場での運用方法の提案に力を入れています。

長々と書いてしまいましたが、自分が現場で感じた課題を解決していこうともがいているうちに現職にたどり着いたワケです!!なので理学療法士の仕事が嫌いとか儲からないから云々とかいう理由では全く無く、なんなら理想的な環境を作ってまた理学療法士として働きたいとも思ってます。

そのためにはまだまだ解決したい課題もたくさんありますので、今自分の出来ることをしっかりとやっていければと思ってます。

今後は、実際のユーザー事例を踏まえて、医療機関の課題解決や業務効率について書くように社長とマーケ本部長にやんわりと依頼されたので、さまざまな活用事例について書いていければと思います。

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