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ノゲノラ ゼロの原作を読んでみて

昨日は少しアニメネタが絡むネタを投稿したので今日もアニメネタでいきます。
先日久しぶりに活字の本を読みました。

読んだのはこちらのKindle版です。

この作品はアニメ版だと、映画の「ノーゲーム・ノーライフ ゼロ」の原作部分に該当します。

私のレビューとしては、映画版には映画版の良さがあり、原作には原作の良さがあって、どちらも良作だと思います。

ただ映画版では多くの部分がカットされているのは、原作を読んで改めて気づくことができました。
私が気になったのは特に後半部分のやり取りで、映画版では漠然と描かれていた部分が、原作ではしっかり書かれています。

特に今作のラスボスに該当する敵とのやり取りが、原作ではしっかり書かれているのが、映画版と原作の大きな違いです。
主人公達が大戦を終結するために動くのはわかってましたが、それを達成するための最後の敵がいたことは、原作を読んで初めて気づきました。

映画版ではこの辺りが尺の関係か、かなりカットされており、これは残念な限りです。
ですから私もそうでしたが、アニメや映画版だけを見た人は、この敵を認識できない人が多いのではないかと思います。

ですから原作を読んだ後に映画版を見ると改めて色々な点や意味に気づくことができます。
私がこの映画を見直したのは3度目になりますが、その都度感想が違ってます。

・1度目は映像の迫力に驚き
・2度目は世界観やストーリーに驚き
・3度目は原作の世界観を踏まえてまた別の驚きがありました。

もちろん映画だけでは、この驚きはありません。

アニメの1話~12話までも何度も見てからの、映画の2度目で初めて世界観やストーリーに気づくことができます。
そして原作の6巻を読んで3度目を見たことで、映画版「ノーゲーム・ノーライフ ゼロ」はまた新たに驚きを与えてくれました。

今作も含めて一度で全てが理解できるのではなく、何回も読んだり見たりすることで、色々な側面が出てくる作品が私は好きです。
こういった形で長く楽しめる作品も、名作の条件ではないかと私は思います。

今度は原作の1巻~5巻までを読んでみようと思います。
そうすることで、また新たな側面が色々と見えてくることを信じて。

マニアックなネタですが、少し長くなってしまって申し訳ありません。
以上、ノゲノラ ゼロの原作を読んでみて、でした。



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