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【即興芝居】 "CORE" の "R"

即興芝居を演じる上で、序盤で大切なのは "CORE" であると述べました。
今回は "CORE" の "R" についてお話しをしたいと思います。

「R」とは、relationship (関係性) のことを指します。

芝居とは人間関係を描くもの。
よって、一人芝居でない限りは当然
役柄同士の関係が生じます。
「親子」や「恋人」、「家族」など
様々な関係性がありますが、
それだけでは不十分です。

ここでもまた桃太郎を例に話を進めてみます。

桃太郎と鬼は「敵同士」です。
ただしそれだけでは何のドラマも生まれません。
大切なのは「想い」となります。

"桃太郎は鬼のことをどう想っているのか" ということです。
殺したいほど憎いのか、
はたまた同情しているのか。
愛しているという選択肢もアリかもしれません。

そして大切なのは、
その想いによって言動が変わるということです。
(この視点は当然鬼サイドにも言えることです)

それぞれの役が相手にどんな気持ちを抱き、
どう接しているのか。
それがrelationshipとなります。

気になる人の前では少しかっこつけたり、
怖い人の前では萎縮してしまったりと、
我々が何気なくやっていることが
ステージ上でも求められるというわけです。



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