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#2. 『why me?』とは何か 〜『why me?』ができるまで〜

お客様と行なう即興2人芝居
『why me?』vol.2まであと74日

本番を迎えるまで『why me?』に関連する内容を
Q&Aの形で説明していきます。

本日のQ&Aはこちら。

Q2. 『why me?』とは何か

A2. 
・わたくし長澤が
・劇場で
・本番当日に劇場にお越しいただいたお客様と
・2人で行なう
・60分間の
・即興芝居

これが『why me?』です。

昨年2月日本で初めて長澤が行ない、4月30日に2回目の公演を迎えます。
他とは一線を画す、今までにない新しい即興芝居の形です。

上演に至ったきっかけはこちら

過去ぼくがやっていた、そして今なお日本中の至る所で行われている即興芝居は「インプロ」と呼ばれるものです。
ゲーム形式でお届けしたり短いシーン(3〜5分間ぐらい)が主なもので、
どちらかというと「コント」に近いため、
「芝居」と呼ぶと違和感を抱く人も少なからずいます。

ぼくは『why me?』という企画を説明する際、
「インプロではないぞ」という気持ちを込めて
「即興芝居」という言葉を敢えて使っています。
これはインプロをやっている人を卑下しているのではなく、棲み分けをしっかりとしておきたい為です。

「芝居」であるため、
そこには物語があり、
登場キャラクターの葛藤心の揺れ動きがあり、
クライマックスがあります。
これらは芝居に携わっている人や物語を愛する人にとってはバナナは皮を剥いて食べるぐらいの常識です。

しかし、この『why me?』の大きな特徴は、 劇場に来てくださったお客さまが共演者であるという事です。 誰もが皆、物語の構成や仕組みに明るいわけではありません。 バナナを皮ごといっちゃう可能性もあるのです。

そこがこの『why me?』の最も面白い部分となります。
バナナの皮を剥いて美味しい実を食べたい長澤と、
「そんなの知らんがな」な共演者。

長澤の思惑どおりにバナナの皮を無事に剥く事が成功したとしても
そこに想定外の喜びはありません。
即興において、想定内に事が進む事は演者・観客ともに不幸な事です。
しかし逆に共演者の意見に合わせてばかりいては美味しいバナナは食べられません。これはこれで観客の満足度は大きくなりません。
長澤と共演者の化学反応で、バナナもしくはもっと美味しい果物を食べる事にチャレンジする作品、それが『why me?』です。

なお、この『why me?』ですが、
本番当日は受付を済ませたお客様に簡単なアンケートにご回答いただいています。
そのアンケートの
「本日、長澤と一緒に舞台に立っていただくことは可能でしょうか?」
という設問に対し、
「3. 困難」をお選びになったお客様を無理矢理舞台にあげるような事はいたしません。皆様の安全と安心を保証いたします。

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