ひでし

フィリピンでソフトウェア開発やっています。

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  • ソフトウェア開発のドキュメンテーション

  • ソフトウェア開発と英語

    フィリピンでのソフトウェア開発を通じて得た英語に関する知見をご紹介しています。

最近の記事

Google Apps ScriptでSQLライクにSheetのデータを扱う

Google Apps Scriptでアプリケーションを作成していると、データベースとしてGoogle Sheetを使うことはよくありますので、以下のようなコードを書いてif文の条件分岐でフィルターかけて必要なデータを取得したりすると思いますが、バックエンドの開発に慣れている人からすると「SQLが使えたらいいのに」と思うことがあるかもしれません。 let sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet(); let values = sh

    • Google Apps Scriptでユニットテストを書いてみる

      ノーコード開発ツールのAppSheetでデータベースとしてGoogle Sheetを使っていればGoogle Apps Script(GAS)が利用できますので、ちょっと難しめの処理が必要になりAppSheetの機能だけでは実現が難しいとなった場合は、以下のようにSheetからApps Scriptを選択するだけでプログラムが書けるようになります。 AppSheetで作られたシステムを長く安定して保守運用していくためにはプログラムも保守しやすいものにしておいた方がいいので、

      • Go言語でデータベースを扱う

        前回はGo言語のGinというフレームワークを使って静的なデータを返すAPIを作りましたが、今回はデータを動的に返せるようにリレーショナルデータベースを利用しようと思います。 データベースにはSQLite3、ORMにはGORMを利用します。 これがソースコードの全体です。 package mainimport ( "strconv" "net/http" "github.com/gin-gonic/gin" "gorm.io/gorm" "gorm.io/drive

        • Azure App ServiceにAPIをデプロイする

          Microsoft AzureのApp Service使って自作のAPIを公開しようと思います。 APIはDockerコンテナに格納されていて、そのDockerコンテナをPaaSのApp Serviceにデプロイします。 コードはこのような感じです。Go言語のGinというフレームワークを使い、APIは静的なJSONを返す簡単なものです。 package mainimport "github.com/gin-gonic/gin"type Customer struct {

        Google Apps ScriptでSQLライクにSheetのデータを扱う

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        記事

          エンジニアとして長く楽しく続けていくために大事にしていること

          まず最初に、株式会社YNSでは人材を募集しています。 この記事は弊社のアドベントカレンダーの企画の一環として書かれたものになります。何か興味をひかれることがらがありましたら、ぜひご応募してみて下さい。 弊社ではブリッジSEの採用活動も積極的に行っております。ブリッジSEはソフトウェアエンジニアの役割の一つで、複数の言語話者の関係者(弊社では日本語話者の顧客と英語話者のフィリピン人エンジニア)を繋ぐコミュニケーターという解釈が一般的ですが、実のところ業務内容は多岐にわたってお

          エンジニアとして長く楽しく続けていくために大事にしていること

          新規事業について

          代表の山崎や広報の梅本の記事でも紹介されていたように、来年にノーコード開発の事業にも取り組んでいくべく、準備作業として9月ごろから企画チームでLP公開のための取り組みを行い、ひとまず無事に11月に公開をすることができました。梅本さん、素敵なLPありがとうございます! ところでノーコード開発って何?という方のために簡単にご説明をいたしますと、コードを書かずにアプリケーションを作る手法でして、コードを書くフルスクラッチ開発と比べて数倍生産性が高いのが特徴です。

          新規事業について

          DX化の組織はどうすればいいの?

          前回の記事ではデジタルトランスフォーメーション(DX)についてざっくりとお話しましたが、いざDX化を進めるにあたり最初にやらなければならないのが組織づくりになります。 まず初めにDX化のステップについてお話ししますと、大まかに以下のようなものがあると考えています。 1.保守及びサポート人員をDX推進のメンバーに配置転換することを目的とした保守及びサポート業務のシステム化及び自動化による効率化 2.データ統合を目的とした既存システムの改修及び新規システムの構築 3.デー

          DX化の組織はどうすればいいの?

          デジタルトランスフォーメーションってなんなの?私たちはこれからどうすればいいの?

          コロナ禍によって世の中のあり方が急速に変わってきているという印象はこれを読んでいる皆さんもお感じになっていることと思います。 マスクの着用義務化から始まり、ソーシャルディスタンス、外出自粛とそれに伴う経済環境の変化。人の移動が減ることがこれほど世の中に影響を与えるとは、ほとんどの人は予想だにしなかったことかと思います。 今後Withコロナの時期がもうしばらく続くというような予測もあり、さらに経済が萎縮し続ければ、今のままやり続けても事業の存続が厳しくなってくるというような

          デジタルトランスフォーメーションってなんなの?私たちはこれからどうすればいいの?

          業務フロー図ってなに?

          みなさんは業務フロー図というのを聞いたことがありますでしょうか? これは一般的にシステム開発の上流工程で作るドキュメントでして、何人かの登場人物がそれぞれどの順番でどんなことをやるのかを描いたものになります。 ただこれだけですとイメージしづらいと思いますので、ストーリー形式でご紹介したいと思います。 お母さん:あ、そろそろ夕飯作らなきゃ!でも、食材が全然足りない。。。今日はカレーにしようと思ってたのに。。。あ、そうだお父さんがそろそろ帰ってくる時間だから帰りがけに買って

          業務フロー図ってなに?

          フィリピンのソフトウェア開発における英語でのコミュニケーションについて3

          では、前回に引き続きフォリピンのソフトウェア開発の現場で英語のどのようなスキルが必要かについてお話ししたいと思います。 5)開発タスクをメンバーへ依頼作成したタスクやスケジュールをメンバーに説明して開発を進めてもらいます。メンバーの数はプロジェクトの規模に応じて変わることが一般的ですが、人数に関わらず対面での説明がおすすめです。開発に関わるメンバー全員を会議室に集めてプレゼンテーションをするようなこともあり、キックオフミーティングなどとも呼んだりします。メンバーは現地のスタ

          フィリピンのソフトウェア開発における英語でのコミュニケーションについて3

          フィリピンのソフトウェア開発における英語でのコミュニケーションについて2

          前回に引き続きフィリピンのソフトウェア開発で、どのような英語のスキルが必要かについてお話したいと思います。 一般的にオフショア開発会社の日本人エンジニアの役割としては以下のようなものがありまして、今回はその中の1から4までをご説明したいと思います。 1)クライアントとのやり取り 2)技術調査 3)ドキュメントの作成 4)開発タスクの作成 5)開発タスクをメンバーへ依頼 6)質問対応 7)メンバーの作業進捗の確認 8)成果物の確認 1)クライアントとのやり取

          フィリピンのソフトウェア開発における英語でのコミュニケーションについて2

          フィリピンのソフトウェア開発における英語でのコミュニケーションについて

          はじめまして、私はかれこれ5年くらいフィリピンでソフトウェア開発をしています。 ソフトウェアのオフショア開発は一般的になってきていますが、フィリピンもオフショア開発が盛んな国のひとつです。 特徴として 1)IT技術者の数が多い 2)英語でコミュニケーションできる というのがありまして、いまホットな英語とITが一緒にできちゃうとってもお得な国なんです。 そんなフィリピンでソフトウェア開発をするときに英語のどんなスキルが必要なのか、少しお話したいと思います。これは私個

          フィリピンのソフトウェア開発における英語でのコミュニケーションについて