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【2022年度版】24時間ジム店舗数ランキング

こんにちは。
渋谷、大宮でパーソナルトレーニングジム「Sharez」を運営している岡崎秀哉(@hide_sharez)です。
今回は、24時間ジムについてまとめていきたいと思います。恐らく、昨今24時間ジムが増えていることは多くの方が実感されていると思います。
でも、業界の全体像はなかなか把握するのが難しかったりします。でも気になったりしませんか?笑
少しでも「24時間ジム業界」に興味がある方に役立つよう、まとめていきたいと思います。
一言に24時間ジムといっても、サイズやコンセプト、価格帯など様々ですが、今回は店舗数を基準にランキング形式でまとめていきます。

1.24時間ジム業界とは?

「24時間ジム」とは、その名の通り、24時間営業のジムで、スタジオ、プール、スパなどがないタイプのジムを指しています。
スタッフもコアタイムしかおらず、ジムに行くと自分で勝手にトレーニングして帰るような気軽なイメージです。
24時間ジム業界は、ご存知「エニタイムフィットネス」がダントツのトップな様相は以前と変わりありません。
そんな中、彗星の如く登場したのが「ちょこざっぷ」です。2021年後半からスタートしてのこの勢いは途轍もないです。
業界全体としては、2022年も24時間ジムの店舗数は増えており、日本における24時間ジムの市場規模はまだまだ広がってきていると言えます。

2.【2022年度版】24時間ジム店舗数ランキング

2022年度の日本における24時間ジムの現状についてまとめた情報をお伝えしていきます。

■ANYTIME FITNEES(エニタイムフィットネス)
エニタイムフィットネスは、2010年に日本に上陸し、2022年は1000店舗を超え、2023年4月時点で、1071店舗となっています。
昨年調査時と比較して147店舗増加しています。
会員数は、2022年8月17日のニュース時点で70万人を突破しています。

■ちょこざっぷ
ちょこざっぷは、パーソナルジム最大手「RIZAP」が運営する24時間ジムブランドです。
月額3,000円程度の低価格帯であることが特徴です。
「コンビニジム」というコンセプトのもと、低価格帯でどの店舗も利用でき、ライト層をターゲットとしています。無人運営で、セルフエステも使い放題です。
2023年4月時点で、532店舗展開しています。会員数は2023年2月時点で30万人を突破しています。2021年10月に1号店がスタートしているので、とんでもないスピードで出店していると言えます。

■JOY FIT24(ジョイフィット)
「JOY FIT24」は、同じ24時間ジムの別ブランドである「FIT365」を展開する「オカモトホールディングス」が展開しています。
2023年4月時点で、207店舗展開しています。
昨年調査時と比較して7店舗減少している状況です。

■ワールド+ジム(ワールドプラスジム)
2021年度はコロナの影響で店舗数が減少していましたが、2022年度は再び店舗数を増やしてきており、2023年4月時点で、143店舗展開しています。
昨年調査時と比較して27店舗増加している状況です。

■FiT24(フィット24)
FiT24は「AOKIホールディングス」の傘下である「快活フロンティア」が運営しています。
オプションで快活クラブのサービスがお得に受けられるのが特徴です。
2023年4月時点で、128店舗展開しています。
昨年調査時と比較して52店舗増加している状況です。
これだけ大きく店舗数を増やせているのは、オプションで快活クラブのサービスがお得に受けられる点、マシンなどのハード面のスペックが高い点、法人会員プランが充実している点、などが挙げられるのではないかと個人的には思います。

■FIT EASY(フィットイージー)
FIT EASYは2018年に創業している、後発組ですが、かなりのスピードで出店しています。
2023年4月時点で、126店舗展開しています。
昨年調査時と比較して41店舗増加している状況です。

■Fast Gym(ファストジム)
Fast Gymは、総合型フィットネスクラブを展開する「ティップネス」が運営しています。
ここ数年は、店舗数に大きな変化はない状況です。2023年4月時点で、111店舗展開しています。
昨年調査時と比較して1店舗増加している状況です。

■FIT365(フィット365)
「FIT365」は、「JOY FIT24」を展開する「オカモトホールディングス」傘下の24時間ジムです。
「JOY FIT24」と比べると月会費が安く、3,000円台となっているので、ちょこざっぷと近い料金体系、ターゲットではないかと予想します。
2023年4月時点で、91店舗展開しています。
昨年調査時と比較して8店舗増加している状況です。

■ルネサンス24
総合型フィットネスクラブを展開する「ルネサンス」の24時間ジムブランドです。既存店舗を24時間ジムにアレンジしたりしているので、出店という表現を使うのが難しいですが、2023年4月時点で、68店舗展開しています。
昨年調査時と比較して22店舗増加している状況です。

■HYPER FIT24(ハイパーフィット24)
「HYPER FIT24」は、滋賀県、福井県を中心に展開しており、少しずつ全国展開してきているジムです。
2023年4月時点で、62店舗展開しています。
昨年調査時と比較して3店舗増加している状況です。

■スマートフィット100
筋トレ、ジム初心者をターゲットとした24時間ジムです。
2023年4月時点で、46店舗展開しています。
昨年調査時と比較して7店舗増加している状況です。

■ASSIST24(アシスト24)
「ASSIST24」は、大分県を中心に、九州全域に展開しており、少しずつ全国に進出してきています。
2023年4月時点で、43店舗展開しています。
昨年調査時と比較して12店舗増加している状況です。

■メガロス24
「メガロス24」はルネサンスと同じく、既存の総合型フィットネスクラブを24時間スタイルに変えたものが多く、新規出店として扱いづらい部分はありますが、2023年4月時点で、26店舗展開しています。
昨年調査時と比較して1店舗増加している状況です。

■セントラルスポーツ24
「セントラルスポーツ24」は、メガロス、ルネサンスと同じく、既存の総合型フィットネスクラブを24時間スタイルに変えたもので、2023年4月時点で、24店舗展開しています。
昨年調査時と比較して9店舗増加している状況です。

■FIT BASE24(フィットベース24)
「FIT BASE24」は、総合型フィットネスクラブを関西で展開する「オージースポーツ」の24時間ジムブランドです。
2023年4月時点で、20店舗展開しています。
昨年調査時と比較して2店舗増加している状況です。

■HEAT24(ヒート24)
「HEAT24」は、総合格闘技団体「HEAT」を運営する会社が展開している24時間ジムブランドです。
2023年4月時点で、12店舗展開しています。
昨年調査時と比較して2店舗減少している状況です。

■Fobres(フォーブス)
「Fobres」は東海エリアを中心に展開しています。
2023年4月時点で、10店舗展開しています。
昨年調査時と比較して5店舗減少している状況です。

3.まとめ

業界的には、「ちょこざっぷ」の台頭が大きな動きではありますが、24時間ジム業界全体としても店舗数が増加している状況です。
これは、2020年、2021年にコロナの影響がある程度落ち着き、2022年は積極的に出店が行われたものと考えられます。とはいえ、地方エリアではそこまで店舗数が増えておらず、人口の多いエリアでの出店が増えた印象で、地域差がありそうです。
「ちょこざっぷ」以外では、「AOKIホールディングス」の傘下である「快活フロンティア」が運営している「FiT 24」、内装業、コインランドリー、古着屋、飲食店、アンティークショップなど様々な事業を展開している国江仙嗣氏が代表を務める「FIT EASY」が大きく店舗数を増やしています。
24時間ジム自体はもうどの県にも少なからずある状況なので、地方都市への展開がさらに出展していくカギになりそうです。
そう考えると、ジムだけであればより安いジムへとなったり、同じ値段であればサービスが充実しているジムへ、といった淘汰が行われていく流れになる気がします。ですので、吸収されるブランドや、撤退するブランド、拡大するブランドなど明暗がこの数年で分かれていきそうです。

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