【映画】 ノマドランド
※私はポリシーとして批判やぶった斬ったりしません。
ノマドランド
ネバダ州の企業城下町で暮らす60代の女性ファーンは、リーマンショックによる企業倒産の影響で、長年住み慣れた家を失ってしまう。
キャンピングカーに全てを詰め込んだ彼女は、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩きながら車上生活を送ることに。
毎日を懸命に乗り越えながら、行く先々で出会うノマドたちと心の交流を重ね、誇りを持って自由を生きる彼女の旅は続いていく。
ここからが私個人の感想。
粛々・淡々と始まる。
いや、ずっとそうだ。
時代的社会風刺が盛り込まれている。
とても綺麗な描写だが、とても生々しくも映し出される。
ノマドの一年の流れ、コミュニティなどとても斬新に感じる。
なんと言っても絶景が流れる、見た目の美しさではなく、この星の良さだ。
風の導線を感じ、大地の匂い、そして地球の音が聞こえる。
元バックパッカーとしては堪らない感覚だ。
正直、最初から最後まで見入るわけではない。
まさに粛々、粛々、淡々と淡々と事は進む。
アカデミー賞を謳われるのは納得いく。
現代的社会風刺を盛り込んだヒューマンドラマだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?