松田優作がいまだに。

使っている
LINEのスタンプの一つに
松田優作のやつがあって、

たまに相手に送ると

えーシブいね。松田優作好きなんだ?

みたいな反応をもらう
ことがあるので書く。

好きなんてもんじゃない。笑
リアルタイムでは
多分彼を見てないのだけど、

20歳くらいで
探偵物語を観てから虜です。
映画はほぼ観たし、
松田優作物語なる漫画も買って読んだ。

私は19歳から(笑)
南麻布のとある地下のBARで
バイトをしていたのだが、
同じビルの2階にも
オシャレなBARがあった。

仕事終わりで
よくそこで明け方近くまで飲んだもの。
その店をやっていたのが、
桃井章(あきら)さん。
桃井かおりのお兄さんだった。

彼は脚本家で、
映画「釣りバカ日誌」の
第1作目を
山田洋次と2人で
書いたりしていた人。

「2作目以降、声かけらなくなっちゃってさ。」

と笑いながら話してくれたものだ。

私のことを
やっぱり浜ちゃん。と
気さくに呼んでくれて。
一緒に飲みながら
たくさんの映画人、芸能人などの
話を聞いたなぁ。

ある時、
「桃井さん、松田優作に会ったことあります?」
と聞いた。
「いや、あるもなにも、
妹(かおり)と付き合ってたからね。
いきなり、お兄さん!って肩つかまれたよ(笑)」

と驚きの答え。

松田優作をあの時ほど
近く感じたことはない。

誰しも思うのだろうけれど、
生きていたら
どんな役者になっていたかな。
彼が亡くなった年齢を
早くも超えてしまったけれど、

未だに
カッコいいの基準の一つは
探偵物語の優作の姿です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?