大森一樹監督との思い出

ゴジラシリーズでお馴染みの
大森一樹監督が
先日、亡くなった。

大学時代、
彼の授業を
受講していたことがある。

映画への情熱だけで書いた
今思えば恥ずかしくなるような
私のレポートにも、

ちゃんと向き合い
添削してくれた
大森監督だった。

授業後に
教室を一緒に出ながら
お話しさせていただく
機会があった。

「映画って
何か予期しないものが
映り込むことがあってね。
それが
なんて言うか
映画的なんだよなぁ。」

そんな彼の話を
印象深く覚えている。

予期しないものが
映画に深みを与えているように、

人生にも、
時として
場にそぐわないものが
登場したりする。

それがきっと
毎日を、
味わい深いものに
しているのだろう。

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