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【work】 木と樹脂はなかよくできるか

今回は、過去の作品からレジンと木材を組み合わせた指輪作品を紹介。

レジン工作にハマっていた頃、木材とレジンを組み合わせて素材にすることはできないかと試行錯誤していた時期があります。 何度も失敗しては試してを繰り返しながらいくつか作品ができました。 今日掲載するのはその中から木材とレジンをシンプルに組み合わせた指輪。 組み合わせることで希少木材の魅力や特徴が楽しめるモノを目指した作品です。

欅とレジンの指輪
白木とレジンの指輪

アイボリーのポリウレタン樹脂の指輪原型に木材を射込んでから削り出したモノです。 ミッドセンチュリー的な風合いの仕上がりになりました。

黒檀とクリアレジンの指輪
紫檀とクリアレジンの指輪

希少木材の黒檀と紫檀をそれぞれ透明なポリウレタン樹脂(エポキシ樹脂だったかもしれない)と組み合わせたモノ。 紫檀のほうには薄碧く着色した樹脂を使いました。 透明な樹脂と組み合わせると木材の魅力が際立ちますね!

この流れで金属と木材を組合わせることにも挑戦したんだけど、そちらの方は本当に難しくて納得がいく仕上がりには到達できなかった。

異素材の組み合わせはすごくワクワクするけど、実現するには専門的な素材知識と工具や設備が必要。 僕みたいにありあわせのもので挑むにはハードルがすごく高かったなぁ。 それでもすごく楽しかったのでいい経験になりました。

普段組み合わせない異質なものを仲良くさせると面白いものや驚きが表れるというのは、モノづくりだけじゃなくてビジネスでも美芸術でも日常生活の中でも同じこと。 こういう思いつきをカタチにするために試行錯誤していく姿勢は僕の持ち味でもあると思うので、これからもどんどん試していこう。

サポートしてくれる人が増えると、新しい作品を作る余裕も出てきます。余裕は新たな可能性を見出す機会をもたらしてくれますね。新たな可能性からは今までと違った視点も生まれるかもしれません。