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#愛でる部屋

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好きな人様の作品を勝手に収集。好きだけど自分には作れない世界観は素敵。刺激。日がな籠ってこっそり愛でたい。
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2020年1月の記事一覧

もらったんだ

私の辞書を捨ててしまって。

私は確かにぼんやりした子だった。 口数は少なく、感じること、それをまとめて口に出すには時間を要したし、そうしようとすることも少なかった。 考えていないわけではなくて、心の中には 小さいなりの流儀や、美学や、こだわりがあった。 それらを理由なく傍に押しやって、ルールを押し付けられる学校は苦手だった。 先生にとって大切なことが、私にも同様に大切だなんてどうしてそんな風に思えるのだろう。 それをお願いされるならまだしも、学校は当然だという態度で要求してくる。 何もかも、言葉

After In Praise of Shadows: 200113

淡い想い