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郡山駅からいわき駅へ。

2022年11月21日(月)その1

所用で郡山へ。福島県の中通り中部、新幹線の通る都会である。

郡山は、明治時代からの開拓と安積疏水の国策で形作られた都市であり、その後は海軍の航空基地など多くの軍事施設を抱える軍都となり、また大きな空襲もあった。自分が郡山の地名を知ったのは新産業都市の「常磐・郡山」。「北海道央」→「八戸」→「仙台湾」→「秋田」→ 「常磐・郡山」…(あれを暗記しただけだ)。太平洋ベルト地帯と共に懐かしい言葉ではある。

要件は午前中で終わり、本当なら会津や福島の、あるいはいわきにある美術館に立ち寄りたいところだが(全て行きたい展覧会ばかりなのに…)、あいにくの月曜日…はすべて休館日なのだ。となれば、いつもの浜通り「木戸駅」へ行くまでだ。検索すると、郡山からいわきを経由して2時間20分、15時45分にJヴィレッジ駅に着くと出た。ローカル線+ローカル線の旅としとはまずますであろう。

さて、磐越東線。郡山⇄いわき間を通しで走るのが1日6往復。単線で2両編成のワンマン運転だ。初めに驚いたのは、13時24分発のこの小さな列車が高校生で埋め尽くされていることだ。この時間だと高校3年生だけだろうが、途中小野新町駅までは普通に通学区間のようである。

しかし、その後はまさにローカル線の趣き。乗り鉄さんや撮り鉄さんの機微がわからない(笑)が、写真を少し載せておく。乗車は運転席の後ろの扉1つだけが開く。ローカル線とはいえ、列車は渓谷を力強く爆走する。

後ろは無人。
出入りは前方1扉のみ。

続く


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