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考えていることをアウトプットする、その大切さを書き出してみた

この4月に転職をしました。これを機に、考えていることをテキストや図表としてアウトプットすることを習慣化したいと思っています。

私は問題や課題に対して、ひとりで考えることが多いです。得意でもあります。それらの答えを自分だけで見つけ出し、脳内で自己完結します。なんとかうまくやってきたのですが、改善すべき余地が多々あり、なんとか良くしていきたいと思っていました。

改善策として、アウトプットの習慣化をあげていて、その習慣化によって実現したいことが3つあります。


実現したいこと1 脳内を可視化する

まずは、脳内の可視化です。おもに自分の考えたこと、思考プロセスを周囲に対してうまく伝えていきたいです。周りから見ると、なんかひとりで考えて行動しているので、よくわからない状態なのですよね。

たとえば、「よくわかっていないですが、お任せします」「会話の内容がいきなり飛躍するのでついていけない」そういったフィードバックをよくいただきます。申し訳ありません。

自分の脳内では、うまくつながっている絵、複数の事象が整理された状態、そういったものが展開されているのです。しかし、それをもとに口頭で共有していくなかで情報の質と量は限定されていきます。結論だけ伝えるようなことも多いかもしれません。

結果として、考えていることがうまく伝わっていないのです。

このたびの転職したタイミングで、同僚との信頼関係やコンテキストもすべてリセットされました。論理展開が見えない伝え方だと、本当に伝わらないはず。「なんかようわからんことを言ってるやつが来た」と評されないようにしたいですね。

テキストや図表に書き出し、それをもとに考えを共有する。面倒に思えるときもあるかもしれませんが、丁寧にやっていきたいです。

実現したいこと2 再現性を高める

自分がやった施策がうまくいったとしても、同じことを他に展開したり、だれかに引き継ぐことが苦手です。なぜなら、脳内にしか、設計図や解決プロセスがないのですから。

やったことの再現性が低いとよく内省しています。いわゆる暗黙知のカタマリですね。形式知化しないといけないです。

また、脳内で展開されているものが精度高いものかといわれるとそうではないことが多く、あいまいな精度にとどまっています。紙や図表に書き出してみたら、粗が出てきたり、論理矛盾が出てくるかもしれません。そもそも書き始めることにすら苦労しそうです。

アウトプットするという行為を通して、アイデアを形式知化するレベルまで精度を高め、整理する。そうすることで、他人でも分かる状態にする、他にの事案も応用展開できるようにする。そんなことができるとよいですね。

マネージャーの成果の定義で有名なものが以下になります。

マネージャーのアウトプット=自分の組織のアウトプット+自分の影響力が及ぶ隣接諸組織のアウトプット

アンディ・グローブ『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』

後半の自分の影響力が及ぶ隣接諸組織のアウトプットが私は弱いです。なぜなら再現性がないからですね。

実現したいこと3 形に残したい

自分の考えたこと、悩んだことをきちんと形に残したいとも思っています。これは前述の2つは異なり、課題解決のためというよりも個人的なわがままに近いです。

日々の考えたことや思ったことを日記に書いておく、note に書いておく…そういったものです。せっかくだから書き出しておきたい、あとから眺めたい。そうすることで、自己満足したり、自己肯定感を高めたい。そういう自分の内向きな欲望を満たしたいのです。

わがままですが、大切なことだなと思っていて、それがアウトプットのモチベーションになりそうです。

最近、note を数日おきに書くようになりましたが、記事がどんどん増えていくことがたまらなくうれしいです。そういうことです。欲を言えば、PV数やスキも増えるといいですが、欲張らないでおきます。いろいろと考え出すと、手が止まるので。

3つを実現するために、意識したいこと

とにかく、アウトプットを意識したいです。アウトプットの継続を習慣化したいです。

そのために具体的に意識していることがあって、まずは後回しにしないこと。そして、粗々でも書き出すこと。この2つは自分にとって実は難しい習慣です。だからこそ強く意識するようにしています。脱・完璧主義です。

note を書くことが続いている限り、その習慣は作り上がっていきそうです。乞うご期待…

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