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ひとりカラオケとはなんだ?

ひとりカラオケに行くことが度々あります。気兼ねなく自分の好きな歌をうたいまくることで、満足感を味わうことができます。

一方で、(複数人での)カラオケはあまり好きではありません。同じカラオケでも全く違っていると思っています、自分の中では。今日、散歩しながら整理してみたのでまとめてみます。言語化の練習です。

以下、あくまで私個人としての解釈なのでご容赦ください。その上で、そういう考え方もあるんだと受け取ってもらえればありがたいです。

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カラオケは「複数人が歌うという行為を媒介にして楽しむ場」であると定義します。
カラオケでは、歌う・聴く・盛り上げるということで、歌う側も聞く側も参加者全員が楽しむこと、それが目的となっていると考えます。そのため、例えば歌う曲についてもポピュラーなものを選ぶことが多く、多くの人が共感できるように配慮したりします。

カラオケは参加者が楽しむことが重要なので、歌うのが上手いことは大きなポイントです。盛り上がります。音痴な人はここでツライ思いをしますよね。上手い人の後で歌うのとかしんどいです…

対して、ひとりカラオケは「歌、歌手、またはその他コンテンツをひとりで愛でる行為」であるとします。
自分ひとりが楽しめればそれでよく、マイナーな曲を歌っても、同じ曲を何度歌ってもかまいません。音痴であろうと、キーを外していても関係ないです。むしろ、その傾向は強いのかもしれません。

ひとつのコンテンツ(例えばアニメ)に関わる曲を続けて歌うことで、そのコンテンツを再体験するといったこともしますよね。
一曲歌った後、間髪を入れずに文脈がつながった曲を入れることで、アニメやドラマの感動を再現できます。PV 付きだとなお一層。

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カラオケとひとりカラオケ、このふたつは楽しみ方がまったく違う異物なのだ。

ひとりカラオケのノリを、決してカラオケに持ち込んではいけない。自分が愉しむために曲を選んではいけない。みんなで楽しむことが大切。

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