3回目のストレングスファインダーをやってみた
先日転職したのですが、入社時のオンボーディングのなかでストレングスファインダーで強みの診断をするように言われました。
私自身としては過去2回も診断しているので、もういいかなと思いつつも再診断してみました。3回目で感じたことなどをまとめたいと思います。
ストレングスファインダーとは?
Web上で200問近い質問に答えていくことで、自分の才能を測定してくれるサービスです。具体的には、34に分類された資質の強弱のランキングが測定されます。
測定してもらうためには ¥4,318 も必要なようです(2024/04/08 現在)。お高いですね。
ですが、『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』という書籍を購入すると、クーポンが付いてきます。本を読みながら、このクーポンを使って測定するのがお得だと思います。
そうすることで、34資質のうち上位5つの資質が判明します。
なお、34資質すべての順位を知らなくても、上位5つの資質がわかるだけで十分です(すべて知ろうと思うと ¥9,715…)
今回の結果は…
戦略性
着想
慎重さ
原点思考
親密性
でした。
上位3つの戦略性・着想・慎重さは前回2018年のときの上位でもあるので、納得感がありました。一方で、原点思考・親密性は初めて出たので、少し驚きました。とくに、親密性には驚き。
過去3回の履歴
今回の分析を深くしてもよいのですが、せっかくなので過去3回の履歴を並べてみます。
34の資質は人間関係構築力・影響力・実行力・戦略的思考力の4つの領域(カテゴリー)に分類されます。わたしは上表だと緑色の戦略的思考力がかなり強めです。端的に言うと、ひとりで考えることが強みです。
とくに着想・戦略性の2つは、自分としても強みであると思っています。新たなアイデアを出したり、多くの選択肢を出して物事を進めようとします。
毎回微妙に変わっていることの分析
3回やってみたからこその状態遷移から分析をしてみようと思います。
まず、着想が毎回出ています。これはもう本当に自分の強みなのだなと確信しています。戦略性・慎重さも自分のワークスタイルやマネジメントスタイルを表していると思っています。
また、タイミングについて。2018年は1度目の転職をした直後で、今回の2024年は2度目の転職をした直後です。ということで、転職する直前の仕事っぷりが反映されてそうと思っています。
2018年はシステム開発をガリガリしていたところからの転職で、内向的・自己完結な業務が多かったです。なので、人間関係構築力や影響力といったコミュニケーションに生きてくる強みよりも、戦略的思考力に強く偏っていたのではと分析しています。
そして、今回の2024年も転職前後の時期。直近はエンジニアリングマネージャーとしての業務を初めて2〜3年ほど。業務の比重もマネジメントやコミュニケーションが多かったです。ということで、人間関係構築力の親密性が顔を出してきたのかなと思っています。
1on1で個々人と話して認識を合わせたい、認識齟齬がないように深く話したい、人見知りで心許すまで時間がかかる…といったマネジメントスタイルでしたが、親密性そのものだなと思っています。
とはいえ、なんどもやるものではない
複数回の測定を経過分析することでそれっぽい分析を導き出していますが、ストレングスファインダーはなんどもやるのではないというのが正直な結論です。
ストレングスファインダー自体も短期間に何度も計測しても意味はないといっていますし、性格や強みがそんなに変わることはないです。私の結果を見ていただいても、そんなに差異は出てないと思います。
逆に数年間自分が強みだと繰り返し意識してきた資質が出なくなって、もやっとしたりという感覚も得ました。変な迷いを感じるくらいならやらないほうがいいですね。
強みをふまえたマネジメント
前職では全社レベルでストレングスファインダーを導入しており、強みを活かした文化づくりやマネジメントを推奨していました。
私自身はより踏み込んで、ストレングスファインダーで計測された強みを踏まえて期待値設定や評価測定をしていました。
心理テスト的に捉えられるかもしれませんが、客観的に分析された強みをもとに各個人の資質や業務を検討していくのは、自分の経験的に外れは少ないと思っています。
現職でもストレングスファインダーを導入していたので好機だと思っており、引き続き強みを活かしたマネジメントをしてみたいですね。
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トップ5だけでなく、34資質すべて見たいと思っていますが。 ¥8,044 ということで尻込み中。高い…円安メェ…
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