滝と青い鳥居が導く神秘的な空間:宮崎県西都市 速開都比売神社
宮崎県西都市の中心部から西米良村の方へ車で約30分程度の場所にあるちょっと珍しい神社、速開都比売神社(はやあきつひめじんじゃ)に行ってみることにしました。市街地から離れた大自然の中にある神社ですが、全国でも珍しい青い鳥居、大滝と鳥居の神秘的な組み合わせが有名です。
一ツ瀬川沿いの国道219号線を西米良方面に進み、切り立った山肌に沿って細い参道が870mも続くことで知られる速川神社の入り口を過ぎて、約10分程で到着します。
車を参拝者用の駐車場に停め、少し坂を下り、湯之内吊橋を渡ります。高所恐怖症なので、下を見ないようにして急いで渡ります。
橋を渡りきり、数十メートル進むと、建物が見えてきます。速川神社のように参道が上り坂で長いわけではないので、体力がない人でも問題なく参拝できます。
全国でも珍しい青い鳥居が出迎えてくれます。青い鳥居の神社は全国に5箇所しかないそうですが、なぜかそのうち二箇所は宮崎県にあるそうです。
速開都比売神社の御神祭は、古事記に登場する速開都比売命(はやあきつひめみこと)という女神であり、水の神様でもあり、海の神様としても信仰されています。
古事記に由来した古い神社のようですが、なぜか装飾が派手で、色合いも沖縄のような南国的なものが目立ちます。
速開都比売神社の境内のすぐ横には、伊吹戸主神社があります。
速開都比売神社の本殿の奥には、大滝があります。鳥居と大滝の組み合わせが神秘的で、パワースポットとしても知られているそうです。
滝の横には龍神、水神、山神が祀られており、参拝者による積石があります。この日はあまり水量は多くありませんでした。
NDフィルターを取り付けて、写真を撮ってみました。もう少し滝の水量があると良かったなあと思います。
市街地から離れた大自然の中にある神社ですが、私たちがいた短い時間でも、何組もの参拝者が訪れていました。地域の人にも愛され、守られている神社のようです。
速開都比売神社のすぐ近くの道路に、何台か車が停まっていました。どうやらこの道路(橋)の下に、地元で知られる川遊びができるスポットがあるようです。
速開都比売神社へは、ナビを使って問題なく辿り着けます。運転が困難な道路はなく、駐車場もあります。参道はバリアフリーではないので、足腰が悪い人には向いていませんが、距離は短いので体力がない方でも問題なく参拝できます。
雨の後の滝の水量が多い時や、霧が出ていたり、小雨が降っていたりすると、また違った雰囲気になりそうです。
速開都比売神社 Instagram
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