ヤサイコトバ って何ですか？
そろそろ５０年近くなる人生で、先日はじめて知ったこのヤサイコトバ。このヤサイコトバを生み出されたのが、山口県周南市にて野菜ソムリエ上級プロで活躍されている西川満希子さん。
実は日本野菜ソムリエ協会は20周年記念の１つとして「第10回 野菜ソムリエアワード」を大々的に開催されていて、西川さんも１次審査は何と１位でクリア！ 現在７／７～７／２１の間で開催されている本選では、コロナの関係でオンライン開催となっており、予選を通過された２３名の野菜ソムリエさんのYoutube動画の高評価ボタンの数が１次審査から引き続き、審査基準の一つになるそうです。
Youtube動画で紹介
これはまず西川さんのYoutube動画を是非ご覧ください。（よければポチット高評価もお願いします）
実は花言葉は結構世界中にあるそうなんですが、ヤサイコトバってどうやら世界中でも無いらしい。ちなみに、自分の誕生日の花は「ネコヤナギ」（花なの？ってちょっとつっこみたくなりますが）。ただネコヤナギの花言葉は「努力が報われる」らしいので・・・地味だけど良しとしましょう（笑）
Oleh ValchukによるPixabayからの画像
ヤサイコトバに込められた思い
自分の野菜についての思い出です。小学生の頃って毎日のように学校から帰ると近所の先輩や同級生、後輩と一緒に外でゴムボールの野球をしたり、ロクムシ（ゴムボールを使った手打ち野球と当て鬼が混じった遊び）をしたり、暗くなるまで遊んでいたように記憶してます。当時は宿題というものがほぼ無かったので、遊びの中で色んなことを今思えば学んでいたのだなぁと感じています。
当然、夏休みになれば更に外で遊ぶ時間が増える訳で、我が家の隣の集会所は格好の遊び場。汗をかいて休憩する際は、我が家の外にあった井戸水をガブガブ飲むわけですが、お腹も空くわけです。そんな時、親父が丹精込めて畑で作ったトマトが外の冷蔵庫にある。これがキンキンに増えて美味い！当然、完熟なので味も濃厚。友達と一緒に一人２～３個食べてまた遊ぶということの繰り返しでした。だから今でもトマトは大好き！大好きだからこそ、熟れてない添え物みたいに扱われているトマトは「実力発揮できてないな～もったいない」とついつい思ってかわいそうになることがあります。
そんなトマトに西川さんがつけたヤサイコトバは「平和」その理由は下記のとおり。西川さんのコメントを引用させて頂きます。
ヨーロッパには「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあります。トマトにはたくさんの栄養が詰まっているので、トマトが熟す時期には医者にかかる人がいなくなるという意味です。トマトを食べれば病気の予防にもなり、お肌もピカピカ。また、トマトは世界で一番食べられている野菜だそうです。今、自分がトマトを食べる時、地球の裏側の誰かもトマトを食べていることでしょう。その時、少しだけ平和について考えてみてください。一緒にトマトを食べている世界中のみんなが平和で過ごせるように思いをはせてみてくださいね。
もしも小学生だった自分がこのヤサイコトバを知っていたら・・・もっと外国語を本気で勉強してたかな～などと思ってしまいました。できるようになったかどうかは別にして（笑）
ヤサイコトバを使った商品開発
実はこのヤサイコトバを使った商品を、山口県下関市にあるカギ印ソースさんが製造・販売されてます。カギ印ソースさんでは、農家さんが生産された野菜でワレたものや規格外になったものなどを使用することで、農家を守っておられます。また野菜はヘタ以外がすべてソースの原料となり、そのヘタですら農家さんに肥料としてお戻しされるとのこと。まさに、SDGｓ。１００年続く老舗で地域で採れた新鮮な野菜を使ったソースは確かに少し大手さんに比べれば値段は高い。でもその理由は農家を守り、高品質な商品で健康を守り、地域を守るため。高級なのには理由あり！！
カギ印ソースを使用した西川満希子さんのレシピ
また、山口県周南市にある道の駅「ソレーネ周南」では、野菜ソムリエの西川さんが作る美味しい料理が食べられるレストランがあります。その名も地産地消レストラン ベーカリーキッチン「菜」。お近くにお越しの際は是非どうぞ。カギ印ソースも隣接されたショップで購入できますよ！
先日はこの中から迷いに迷い、長州鶏のソースかつ丼セットを注文。カギ印ソースの上品な酸味と、お好みでかけられるマヨネーズの相性が最高でした。おかわり自由のご飯とお味噌汁、さしみこんにゃくや山口県のソウルフード「チキンチキンごぼう」、デザートまでついて１０００円は安い！
ヤサイコトバをもっと知りたくなったら
ヤサイコトバや西川さんのことをもっと知りたくなったら、ヤサイコトバのWebページを訪れてみましょう！ヤサイコトバのおみくじも引けます。何が出るかはお楽しみ。きっと新たな発見がありますよ。
ヤサイコトバの商品企画書を期末考査に出題
西川さんの存在は知ってはいたものの、知り合うきっかけがなかったのですが、先日Clubhouseで「山口を盛り上げる作戦会議室」というクラブでお話したことをきっかけに繋がらせて頂きました。そのご縁もあって、とくやまなびや担当生徒の期末考査の内容に「ヤサイコトバ」を使用した商品企画書を作成する出題。正直言ってどんなの書いてくるのかなぁと不安と期待が半々でしたが、なかなか面白いのが出揃ったのには驚きました。それをPDFにして西川さんに送ると、数日後には一人一人の商品企画書に感想やコメント、改善案などがついた文書をメールで頂きました。こんな情熱あふれる方、そうそういません。試験返却の際に全員へのコメントをまとめたものも配布。生徒達は食い入るように自分へのコメントや級友のコメントを読んでいました。今後、一人一人がｎｏｔｅに商品企画書についての記事をＵｐする予定です。本当に商品化できそうなものもある！と西川さんにも言って頂いたので、今後の展開も楽しみです。日本一の野菜ソムリエ西川満希子さんと一緒に作った商品ができたらすごいよね～
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