#11_こんな年の瀬に家電の愚痴かよ。 雑感

この前レビューの大切さを書きました。今回もレビューに救われた話。
同時に、やはりビッグデータの力を感じる。
そりゃ、チェスも囲碁もAIに勝てなくなるわけだ。
一人の人間が一人の相手と4時間対戦するとするじゃないですか。
その後、1時間くらい感想戦をやる。
これで5時間分、一人の人間がレベルアップしたわけです。
で、コンピュータは地球上で何十万人もが1日の間にそれぞれ5時間やっているのをすべてデータとして吸い上げて蓄積する。
勝てるわけない。
ナルトの影分身修行みたいなもんですね。

家電のFAQとかトラブルシューティングとか、

足りない

全然わからない。

一人または数人で作った説明書の脆弱さよ。。。

一方、ネット上にあるレビューはさすがです。

さて、今回の家電は「固定電話」です。

壊れたので買い換えました。

接続はできたので、子機を増やそうと増設を試みました。

すでにこの商品のレビューには多々こんなコメントが

「子機増設が困難」
「説明書みても全然わからない。増設できない。」
「メーカーサイトのPDF説明書も同じこと書いてあって意味なし」
「増設をあきらめました。ババひいちゃいました。」

その中でも、こんな希望の光も

「説明書見ても全然できなくて、あきらめかけた時、子機をピコピコいじっていたらこんな機能選択が!」
「皆さんのレビューをみてなんとか増設できました!」

わたくしも説明書通りやったら全然、延々、増設できず
マジ説明書の無駄紙感がすごい。。。。(大丈夫か日本の家電。。。)
数々のレビューにあった解決策を一つずつすべて試してみた。

ひたすら。
そして、何度見たか

「接続に失敗しました」

なるほど、これは手ごわい

ネット上のレビューを検索しまくって、ついにたどり着いた。

「なぜだかわかりませんが、まず接続を解除して、それから増設で接続しなおすと。。。 できました!!!」
「新品で買ったのに、いったい何に接続していたのでしょう??」

なるほど。
流石、日本製品。 この子機は二君には仕えないようですね。
主は一君と決めておられるごようす。
わけわからん。
これは思いつかない。

「新品を買って、まずは接続解除」

これで出来ました。

すごいぞレビュー

悪意のある誹謗中傷やべた褒めしかしないレビューには何の価値も感じないが、やっぱりネットの力はすごいなと思う。

あ、レビューの弱点というか面白かったのは

共通認識・定義がないところ。

今回、電話機に関して 親機 子機 って名称が出てきます。

説明書見てびっくり

電話機の充電台(ベージュっぽいやつね)
→これを親機と呼ぶそうです

画像1

なので、親機と思いたい電話機自体は「子機1」と呼ぶ

となると増設したい子機は「子機2」なのか

しかし説明書ですら「新しい子機」や「親機の子機」といったような表現があり、どれのことだかわからない。

こうなるともうレビュー上ではどれがどれだかである。
親機、子機1、子機2、新しい子機、増設したい子機
それぞれが入れ替わり、人によって親機と言っているのが子機1だったり
いま操作するべき機器がどれだか俄然わからなくなる。

大元のいじりたい機器は「親機」「子機1」「新しい子機」「元の子機」と呼ばれてた

ロシア文学かよと。

お前誰やねん!とつい叫んだ。

ラスコーリニコフが部屋から出ようとしてロージャと呼びとめられる。
あれ?二人いた?
そんな電話機接続になった。

あ~疲れた。


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