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ゴサイクンダ レイクトレック - DAY 6

2023年9月中旬に、ネパール・ゴサイクンダへトレッキングに行きました。その6日目、クトゥムサン(2,460m)からチソパニ(2,160m)までの記録です。


クトゥムサンの朝

5:30、夜明け前に起床。昨夜もしっかり眠れた。ホテルの屋上へ登ると、遠くランタン渓谷のヒマラヤまでクリアに見える。風もなく穏やかな朝、しばらく撮影タイムを楽しむ。

ホテル屋上から見えるドルジェ・ラクパ(左 6,988m)
日が登ると一気に霞む
朝日を浴びるクトゥムサンの仏塔

パッキングを済ませて、朝食にホットヌードルを注文。ただの具なし即席麺なのだが、これが良かった。汁物は食べやすく腹が温まるし、何より塩味がありがたい。自分に合う朝食がようやく見つかった。

朝食のプレーンヌードルとブラックティー
水1Lは150NPR
標高が上がるにつれ値段も高騰するのは日本と同じ
今回最も高かったのがゴサイクンダの400NPR

7:30、ホテルをチェックアウトして出発。まずはガルバニャン(ていう風に発音してたと思う)という集落へ下る。

Golphu Bhanjyangへ下る
見晴らしの良いところに建つ小屋
情報量が多い道標
棚田が美しい村 Golphu Bhanjyang
右下の大きな建物は新築の学校
鶏の親子
集落の中を抜けていく
この辺りはコーンがよく栽培されていた
朝からコーンを干す、お母さん
山間にいくつもの集落がある

ガルバニャンを過ぎると、未舗装の車道を再び登り返す。朝から気温が高い。照つける日差しに体力が奪われる。ここからは車道と登山道を行き来することになる。

放牧中の水牛(一番奥は牛)
朝顔っぽい花がたくさん咲いていた
見晴らしの良いところに建つ閉業中のティーハウス
スペインチームのポーターに追い抜かれる

チプリン(2,205m)で昼食

11:30、チプリン(Chipling)の集落に到着。ここで昼休憩。食べるのはもちろんダルバート。注文してから出来上がるまでに30分以上かかった。食事が出来上がるまでのんびり休憩、食後は早々にトレッキング再開、というパターンが多い。

チプリンの集落
ここもトウモロコシ畑が多かった
昼食にお邪魔したロッジのメニュー
昼食のダルバート
胡瓜のアチャール(右 ネパールの漬物)が美味しかった
この後、もぎたて胡瓜のスライスをサービスで出してくれた

朝食を摂ったチプリンから、この日の目的地チソパニまでは、車道を建設中。病人や怪我人を車で運べるようにすることが、山間部の村では最優先事項。そのため、これまで使われてきた道が削られて無くなっている箇所もあり、車道を歩いて迂回しなければいけない場面もあった。

道路造りで活躍中のコベルコ
ヒュンダイも活躍中
集落で飼われている子山羊
沢山いた
コマツもいた
車道脇にのびるショートカットへの階段
山の中を突っ切る道
おそらくここで山ビルに足首を吸われた

チソパニ(2,160m)に到着

15:25、チソパニ(Chisapani)に到着。チソパニとは「冷たい水」という意味で、チソが「冷たい」、パニが「水」という意味。ここはカトマンズから程近いシヴァプリ国立公園に隣接する村で、1泊2日程度のショートトレッキングなどの宿泊地として利用されることが多いためか、いくつか新しいホテルが建設中だった。

建設中の建物が多かった
たった一人で力仕事をする女性
建物の中で男性たちはカードゲーム中

ホテルにチェックインして、シャワーを浴びようと靴を脱ぐと、右足首から出血していることに気づいた。痛みはなく、こんなところ打ったり擦ったりしたかな?と靴下を脱いでよく見ると、ピンホールほどの小さな傷口から出血していて、血が一向に止まる気配がない。ヒルは血を固まらせない物質を出して吸血すると聞いていたので、これが山ビルか!とピンとくる。しかし、初めての山ビル被害がネパールになるとは思わなかった。ガイドにヒルの話をしたら、「ああ、いると思うよ」と話し、それから二人してよく足元の確認をするようになった。

宿泊したホテル(左)
ピンク色の壁の部屋
ホテルに居着いてる人懐っこいワンコ
ホテルからの眺め
この建物は2015年の大地震で傾いてしまったのだとか
夕食のチキンダルバート
久しぶりの肉が美味しかった

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