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ゴサイクンダ レイクトレック - DAY 5

2023年9月中旬に、ネパール・ゴサイクンダへトレッキングに行きました。その5日目、ロウワー・ゴプテ(3,660m)からクトゥムサン(2,460m)までの記録です。


ロウワー・ゴプテの朝

5:30起床、よく眠れた。昨晩降っていた雨も朝にはあがっていた。朝食はミルクミューズリーを注文。ミューズリーが何かわからなかったので尋ねたら、わざわざキッチンから現物を持ってきてくれた。レーズン、ナッツ、オーツ麦などがミックスされたものだった。単純に、それにミルクをかけたもので、不味くはないのだが朝にはやっぱり塩気があるものが欲しい。ナッツや甘味類は行動食で摂っているし、トレッキング中は汗をよくかいているので、食事はしょっぱいものを欲してしまう。

南側に開けた立地のため朝日は見られない
朝食のミルクミューズリーとガイドのチャパティ

8時出発。今日もひたすら下り…と思ったら時折登り返す。今日も急な斜面を縫うように続く道を、滝を傍目に進んでいく。

水が豊富な山域
標高3,500m以下になると竹を見かけるようになる
鮮やかなピンク色だった
岸壁に囲まれた庭園のようなエリア
やまびこが簡単に出せた
タデパティのロッジ群

タデパティ(Thadepati)に向けて大きく登り返す。タデパティはアッパーヘランブーなど別のトレッキングコースへの分岐点で、3-4軒のロッジがある眺めの良い地点。ここを過ぎると、尾根沿いに再び下り道になる。

見た目は、ほぼ日本の登山道と同じ
ネパールの国花シャクナゲ
この時は開花時期ではなかった
DHOBATOとは地名ではなく「分岐」という意味
道標が立派になってくる
苔がいい感じの樹林帯

マギンゴス(3,240m)で昼食

11:30、マギンゴス(MaginGoth)のロッジで昼休憩。ロッジ前の牧草地には牛が放牧されていて、のどかな雰囲気。ここで2日ぶりに充電させてもらえた。ありがたい。綺麗に整理整頓された食堂で、マッシュルームカレーが非常に美味しいダルバートをいただいた。もう昼食は、なんなら夕食も、ダルバート固定で良いのではないかと思う。ガイドやポーターはダルバートを注文するので、一緒のメニューの方が効率的だし、一定レベル以上の味が約束されている。また、ロッジごとに味付けが異なることにも気がついた。その違いを楽しむこともできる。トレッキングの終盤でようやく真理に近づけた気がする。

マギンゴスのLama Guest House
充電させてもらった
昼食のダルバート(ご飯少なめ)
ここのダルバートが一番美味しかった
ロッジの子牛

Wi-Fiは微弱すぎて繋がらなかったが、清潔なロッジだったので、ここで滞在するのも良いだろうなと感じた。

MaginGothの別のロッジ
距離ではなく時間表示が多い
放牧中の牛の群れとすれ違う
ローズマリーかな
出来て間もないであろう真新しい休憩スペース
雲が晴れて村が見えてきた
遺跡のような古い休憩スペース
パーミッションのチェックポイント

ランタン国立公園終了

14:45、突然雲が晴れ、眼下に村が現れた。この日の目的地、クトゥムサンの村が近いようだ。やがて平屋の詰所のような建物が見えてくると、ガイドからカメラを仕舞うように注意される。国立公園のチェックポイントだ。
ここでパーミッションをチェックして、ランタン国立公園外に出る。公園を出てすぐのところに、今度は軍の詰所があり、そこでもチェックを受けた。予定外のことだったようで、ガイドも少し戸惑っていたが、荷物などを形式的に確認するだけで5分ほどで終わった。

チェックポイント付近のゴンパ
クトゥムサンの集落

クトゥムサン(2,460m)に到着

15:25、ホテルや民家が尾根に沿って20軒ほど並ぶ小さな集落、クトゥムサン(Kutumsang)に到着。2階建ての小さなホテルにチェックインする。各個室にトイレ、シャワーがついていて、もちろん電気もWi-Fiもある。同宿の旅行者たち、そのガイド、ポーターたち、みな前日、前々日のロッジとほぼ同じメンツ。顔馴染みとなった全員が、3日ぶりのシャワーや洗濯でスッキリした面持ちだった。

宿泊したHOTEL NAMASTE
急に現代的な部屋になった
久しぶりの洗濯
ホテル前からの眺め
クトゥムサンの仏塔
タイヤ痕があるので車輌は入って来れる模様
夕食のダルバート

夕食は、ご飯少なめのダルバートを注文。量といい味といい、これが最適解だと確信した。ご飯をおかわりしたい場合は追加でもらうことができる。おかずも、ダルというスープも多めに作られるので、おかわりが出来ると思ってOK。

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