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ツーブロックが向いている人、向いていない人

こんにちは、メンズ専門スタイリスト理美容師歴9年目の青山です。

今回は

“ツーブロックをやってみたけどしっくりこなかった“

と言う方に向けてなぜしっくりこなかったのか、
ツーブロックが似合う方と似合わない方にどんな違いがあるのかを説明していこうと思います。


・髪の毛が硬くて立ってしまう方

・顔全体の縦長感が強い方



毛が硬くて立ってしまう方

前提として日本人の髪は欧米人に比べて硬くて太いと言うことを覚えておいてください。
ツーブロックスタイルの概ねの完成系はサイドがコンパクトに纏まることによって髪と顔を合わせた全体のシルエットが少し縦長になってくる状態です。

しかし、髪の毛が立ってしまう方は刈り上げた上から被さってくる毛が耳元に綺麗に収まってくれずに、ピン‼︎と立ってしまうのです。

言葉を選ばずに言うならカッパみたいになってしまうのです。
この場合はカットをする前に美容師さんからこう言う感じになってしまいますが大丈夫ですか?と聞かれることが多いと思います。

自分で毎日ドライヤーとワックスなどでスタイリングする前提であればいいと思います。
しかし、全く何もせずに自然乾燥だけで勝負するのであればお勧めしません。
日本人の多くの方はツーブロックスタイルはスタイリングをして初めて完成となる方が多いです

中にはそんなに毛が立たない方は長さ設定や段差設定を間違えなければなにもしなくても形になる方もいらっしゃいます。
しかし、毛が立ってしまう方に関しては要注意です‼︎

毛が硬いけどそれでもツーブロックのヘアスタイルを楽しみたい‼︎
と思う方にはパーマをすること、スタイリングに挑戦してみることの2つをお勧めします。

パーマをすれば毛が立ってしまうことは解消できます。
しかしパーマをすればもう完成というわけではなく、スタイリングの手助けという感覚でいてください。

直毛だとサイドの毛を伸ばすのも一苦労だと思いますが、一度パーマが綺麗にかかれば今までとはガラッと雰囲気が変えられるので1度は試してみることをお勧めします‼︎


顔全体の縦長感が強い方


面長な方も要注意です。

ツーブロックはサイドをコンパクトにして顔のバランスを少し縦長に持っていくヘアスタイルです。

もともと面長な方はバランスを取るためにサイドの長さを残すことがあります。

そうすることによって顔は面長だけど髪型は横に長さやボリュームがあるのでそこまで面長に見えないというデザインの仕方があります。

面長な方にツーブロックを施すことによってサイドがさらにコンパクトになり縦長過ぎてアンバランスになることもよくあります。

日本人は顔が平べったくて横長に見えてしまう方が多いのでツーブロックが良いという方が多いのですが、
面長な方がツーブロックをすると縦長過ぎてびっくりされてしまうことがあります。


自分が面長なのかそうじゃないのか担当のスタイリストの方に尋ねてみるのもいいですし、
家に帰ってから自分で自撮りしてみると他人から見られた自分が客観的によく確認できるのでオススメですよ‼︎


おわりに

もはや流行りというよりかは定番となっているツーブロックですが、なんだかキマってる人と、そうでない方がいる事に気づいた方も多いと思います。

それにはちゃんと理由があります。
理由を知る事によって自分がやりたい髪型と、やった方がいい髪型と色々比べる事が出来ます。

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