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不完全、故のおもしろさ

本日アーティスト、プロデューサー、3者でオンラインで楽曲に関するミーティングをしました。
今日のアーティストさんはご自身にて作曲、編曲をされる方でした。
とても素直にプロデューサーの話を聞かれていて、自身で作曲も頑張っている、そんな印象を受けました。
そのアーティストさんはまだ音楽の勉強はこれからで、つまりはセンスで制作を進めているとの事。
そこでおじさんな私は、そんな彼を見てついついアドバイスをしたくなりました。
※説教臭くなったり、おじさんが過度に出ないように最新の注意を払いつつ。

そこで思ったのですが、不完全故に面白いし、もはや伸びしろしかないじゃないですか。
理論的な事やコードについて勉強すると世界が広がるかもしれない。
演奏が下手である事を売りや武器にしたりするアーティスト(私が知っている限りではギターウルフ)でなければ、音楽的な知識は無駄になる事は、おそらく無いと思います。

偉そうに語る気は一切なく、彼が制作する楽曲は不完全な部分もあるけど、伸びしろを感じるし、実際にもっと成長して欲しいなと率直に思いました。
もちろん、彼の人間性があってこそ思う事です。

素直に頑張って形にしていって欲しいなぁと思える、そんな出会いがあった日でした。

現場に顔を出すと、こういった事があるから、やっぱり仕事するなら現場に出る方が楽しみがありますよね。
もちろん苦労も当然あるでしょうけどね。
私も引き続き、時に間違いを犯しつつもそれを認め、愚直に色々と吸収していこうと思います。

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