夫目線の妊娠記録(14)
少し間が空きましたが,前回は37週に入った話でした。
(前回のnote)
38週目のマタニティフォト
お腹が下がってきました。
このお腹ともあと何週かでお別れかなと思っていた矢先・・・
突然の破水
39週目に入る前日の日付が変わった夜中の1時ごろに
「破水したかも・・・」
と妻の一言。
★破水:赤ちゃんと羊水を包んでいる卵膜が破れること。 破水によって羊水が子宮口・膣を経由して体外へ流れ出します。
最近はずっとお腹が痛くて張っていると言っていましたが,初産で予定日まで一週間あるので,まだ先かなと思っていました。
まさに大変な妊婦。陣痛前に破水するなんて・・・。
ちなみに破水の直前はYouTubeでチョコプラの動画を見ていたら胎動が激しくなり「ノリノリだね〜」なんて話していました。
あとは日中にマタニティヨガをやっていたぐらい。
病院へ
破水してからは二人とも意外と冷静に淡々と病院から渡されていた冊子を確認し,入院の準備していました。
準備は事前にしっかりしていたのでバッグ2つと当日準備するものを確認。
病院に電話して指示を仰ぐと
「すぐ来てください」
とのことでタクシーを呼んで病院へ。
厚手のタオルを座席とお尻の間に敷いて
「今日生まれちゃうかな〜」
と車内で話していました。
病院に到着して歩き出すと羊水が出てくるので歩けず,車椅子に乗って移動。
担当看護師に会ってナースセンターまで行くと私は待合室で待機。
検診
子宮口は3cm。
「破水したので入院確定です。24時間以内に陣痛が来ることが多く,もしも進捗が良くなかったら促進剤で出産を促します」
と看護師に伝えられ,入院の夜間手続き。
必要な書類をナースステーションに渡して私は帰宅しました。
(この後の様子は妻からLINEで情報を教えてもらっていました)
モニタリングしたところお腹の張りと痛くなるタイミングがピッタリなので陣痛は始まっていたようです。
そうなると自宅で痛がっていた時にすでに陣痛だったのかもしれません。
妊娠を経験して痛みに強くなっていたので気づかなかったのか。
モニタリング終了後,分娩室の前の陣痛室に移動したとのこと。
赤ちゃんが産まれるまで病室には行かないらしいです。
本格的な陣痛開始
陣痛室は病室と同じような場所らしいです。
陣痛室に行った時は前日の方が痛かったと平気な様子でしたが,その10分後には痛みのレベルが上がったようです。
「イタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ」
という感じ。
その2時間半後に本格的な陣痛が始まりました。(破水から5時間半後)
話せないほどの
「んーーーーーーっ」
となる痛み。
胎動はありますが,陣痛のタイミングでバシャバシャと羊水が出てくる。
陣痛の間隔は5〜10分になり,朝食も食べられず持ち込んでいたゼリードリンクでエネルギー補給。
陣痛開始3時間後
本格的な痛みが始まってから3時間後は,どうしたらいいのかわからない痛みと表現していました。
不規則に痛みの間隔は短くなり,痛い時間は伸びていく。
痛くて自然と涙まで出てきたそうです。
胎児はモゾモゾしていて,なでなですると動く。
腰も痛くなり,押してほしい。
陣痛開始4時間半後
陣痛開始から4時間半後の内診では子宮口が4cm。
進み具合は良いのですが,少しゆっくりなので促進剤を使って今日産むとのこと。
促進剤投与へ
オキシトシンというお産の時に出る脳内ホルモンを点滴で投与して促進するようです。
投与時,夕方には産まれるように頑張ろうと言われたとのこと。
血管が細い妻には点滴も痛みの追加です。
この多くの痛みに耐えて産むからお母さんになると強くなると言われているのかな。
陣痛から6時間後
痛みの間隔が2分まで短くなりました。
胎児の心拍が落ちる時があるので,カイザー(帝王切開)の準備もされるそうです。
痛すぎて泣いていて「もうダメかも」というぐらいの痛み。
陣痛室での音楽
二人が好きな宇宙兄弟のテーマを流していたそうです。
連絡が途絶える
この記事を書きながらリアルタイムに妻とLINEしています。
痛みの強い時はLINEを送ってこないので,その合間にnoteに書いて。
今は30分ほど返信がなく心配しています。
連絡再開?!
↓
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