#7 ニュートンの創造的休暇

さて、今日はニュートンの逸話を引用して、コロナ流行によるこの困難な状況を、自分を見つめ直す期間として貴重な機会と捉え直すことで大きな成果や変化に繋げられるかもしれない、ということを前向きに考えてみたいと思います。

「ニュートンの創造的休暇」とは

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、恥ずかしながらこの言葉は最近知りました。

ニュートンは超有名な「万有引力」以外にも微分積分や数々の発明をしたことで知られています(アイザック・ニュートン、業績と人物:ナショナルジオグラフィック)が、その偉大な発明は黒死病(ペスト)が大流行して大学に通えなくなった18カ月間の巣ごもり期間になされたものということです。

自分自身と向き合い創造力を最大限に発揮したこの状況は、いまの我々の状況にも近しい、ぜひともお手本にすべきことのように思います。

自分を見つめ直し、どのような価値に重きを置くか、と真剣に考えることができる機会はそう多くない

ところで、普通に仕事をしてたときって日々の仕事の忙しさにかまけて自分自身を見つ直す機会や時間ってほとんど取れなかったと思いませんか?

少なくとも自分はそうでした。

現代人はとにかく情報過多で、ずーっとスマホやパソコンに向かって時間を浪費していて、まとまって考える時間ってなかなか取れないと思います。

僕自身、インプットばかりなのは問題だと分かっていながらいろんな情報を集めておきたい、有用な情報は漏らしたくない、といった強迫観念のようなものがおそらくあったんだと思いますが、日に何度も種々のサイトにアクセスしていました。

時間の使い方の見える化

そんな中、あるコーチの本(谷口貴彦氏「ザ・コーチ3」)を読んでみて、自分が価値があると考えることに対してしっかりと時間をかけるべき、ということを改めて思い、その本の付録を使って時間の使い方を見える化することにしました。

簡単に言えば、小学校のときの1日の時間の使い方を記録するような感じです。

その結果、予想はしていたのですがネットニュースを見ている時間が多すぎること、夜はお酒を飲んで眠くてウトウトしている時間が長くてなにもできていないことがはっきりしました(これは恥ずかしいのでアップはしません笑)。

これをベースに、無駄な時間を断捨離。

自分がやりたいこと、やるべきことをまず最初に1日のスケジュールに入れ込んで(下記でオレンジ色に塗った部分)、いままで時間をかけすぎていたことを短めに済ましつつ家族との時間や運動(濃いピンクや空白部分)など、これまであまりちゃんとできていなかったことを組み込んでいきました。

↓理想的なスケジュール

画像1

すると不思議なことに、ギチギチだった(と思っていた)予定にも余裕が生まれ、アウトプットする時間だけでなく、楽器をやったり、リラックスタイム枠を設定することまでできました(理想的には、ですが)。

上記はあくまでも理想的なスケジュール表なのでこの通りにいかないことも多いです(実際、今日(5/12)も9時から22時半まで仕事だったので全く理想通りにはいかないことも多いです汗)が、以前は家族と話していてもニュースが気になってあまり聞いてなくて怒られることも多かったのが、いまはメリハリがついて「いまはインプットの時間じゃないからあとにしよう」と心に余裕が生まれる効果もありました。

コロナ禍は非常にしんどい一方で、時間に余裕ができてしまった人にとっては、自分を見つめ直す良い機会と捉えて前向きに考えた方が良いんじゃないかな、と思う次第です。

長々と書きましたが、時間の使い方を見える化することは良いことばかりなので、ぜひやってみてはいかがでしょうか?オススメです!

それではまた明日!!

<了>

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