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九大MHAに進学し、前期を振り返って

この記事は九州大学医療経営・管理学専攻22期 Advent Calendar 2022 3日目の記事です。

はじめまして。九州大学医療経営・管理学専攻 22期  野原秀光です。
医療総合商社の新規事業部門に勤めているおじさんです・・。
40歳を前にして、新たに立ち上げた事業に奮闘しておりますが、力不足を痛感し、大学院に通うことを決心しました。
疫学的思考や統計学のスキルを身に着け、医療経営・医療管理学等の分野を学問として体系的に学び、成長したいと思い、九大MHA*に通学しています。
働きながら大学院に通うことについて、入学までに何度も迷いました。
仕事・家庭・大学院生活を、本当にやりきりれるか、不安もありました。
なので、同じような悩みを抱えているビジネスパーソンの方に社会人大学院生のリアルをお伝えできればと思います。
*MHA(Master of Health Administration) : 医療経営・管理学修士(専門職)

Agenda

  1. 仕事との両立

  2. 家庭との両立

  3. 九大MHAでの大学院生活は楽しい!

1.仕事との両立
働きながら大学院に通学するにあたって、上司や同僚の理解・協力は不可欠です。勤務時間中に受講する際には、私の業務を誰かがサポートしなければならず、上司や同僚にご負担をおかけすることになってしまいます。
事前に役割分担やタスクの量を減らしてもらうなど、調整が必要です。
私の場合、ありがたいことに働きながらMBAに通っていた上司と同僚がいたので、理解が得られやすい職場環境にあったと思います。

私は非医系の学生とういうこともあり、履修講義が多いので、前期の1週間はこんな感じでした。(思った通りには実施できませんでしたが・・。)
詳しくお知りになりたい方は、シラバスをご確認ください(https://www.hcam.med.kyushu-u.ac.jp/wp-content/uploads/2022/09/R4-Syllabus.pdf

月  8:30‐18:00:勤務 21:00‐:予習
火  8:40‐18:10:講義 18:30-20:00:ゼミ 
水  8:30‐18:00:勤務 21:00‐:復習
木  8:40‐16:20:講義 16:30-18:00:勤務 21:00‐:復習
金  8:40‐12:00:講義 13:00-18:00:勤務 21:00‐:予習
土日 *集中講義もあります

2.家庭との両立
仕事と同様に家族のサポートも必要です。特に、妻には頭が上がりません・・。私には小学5年生の長男と小学2年生の長女がおり、昨年に次女を授かりました。子育てが大変な時期なので、大学院に通学することを一旦は躊躇したのですが、妻が背中を押してくれました。本当に感謝しています。
上の二人の子ども達もまだまだ甘えたい時期なので、休日に講義に行く際には、「どこか遊びに連れて行けー!」とクレームの嵐でした(笑)
今では、すっかり慣れてしまったのか、特に長女は「はいはい、ちゃんと勉強してきなさい」(なぜか、私にはいつも上から目線)と見送ってくれます・・。
できる時にしか、家事を手伝ってあげられてませんが、できるだけ妻や子供たちに負担がかかっていないか、気を配るよう、心がけています。

3.九大MHAでの大学院生活は楽しい!
職場や家族のサポートのおかげで、何とか九大MHAで学ぶことができています。働きながら大学院に通うことは、大変ではありますが、それ以上に得るものが大きい。講師の先生方から学ぶことに加え、同期の皆さんから学ぶことがとても多いです。同期は医療職の方がほとんどで、企業に勤める私とは視点が違っており、やはり医療分野における知識が広く、理解が深いです。
前期を振り返ると、ついていくのに必死でしたが、講義によっては、講師の先生が講義の録画動画をお送りいただけたので、復習に大変役立ちました。
前期が終了して、ゼミの配属が決まり、研究テーマについても少しずつ検討を進めています。ゼミの教授のありがたいご助言のおかげで、本来やりたかったことをテーマにし、ワクワクしながら取り組んでいます。

九大MHAでの大学院生活は、講師や同期のみなさんに恵まれたおかげで、本当に楽しく過ごさせていただいています。
ご興味のある方は、定期的にオープンスクールを実施していますので、ぜひ参加してみてください。
https://www.hcam.med.kyushu-u.ac.jp/admission/open/

九州大学病院キャンパス


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