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今日の夕方、雨上がりの東の空に虹が見えました。

この写真はお借りしたものです。写真におさめようとスマホを虹に向けましたが、あっという間に空に散ってしまいました。

虹は大気中の水滴が太陽に反射して起こるものなので、夕方の虹は東の空に見え、明け方の虹は西の空に見えます。

生まれてから何度虹を見たのだろうと思い返してみましたが、想像もつきません。それでも数えておけばよかったと今でも思うのは、虹を見るとちょっと幸せな気分になれるからでしょう。

私は小さい頃から頭のなかで

「七色の虹」≒「ラッキーセブン」≒「幸せ」

という方程式を作っていたので、幸せな気分に勝手になっていただけかもしれませんが、七福神、七草がゆ、七夕など、日本人は七に対して前向きな気持ちになれるものです。そういうことも幸せな気分と関係しているのかもしれません。

ちなみに、虹の色が7色だというのは世界共通の常識ではないようです。

日本では、虹の色は「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の7色ですが、アメリカやイギリスでは「藍色」をカウントせず6色で、ドイツではさらに「橙色」もカウントせず5色のようです。

「ラッキーセブン」は、アメリカの野球メジャーリーグで7回に逆転劇が起こりやすいということが由来ですが、アメリカ人にとっては虹は6色で「七色の虹」≒「ラッキーセブン」≒「幸せ」の方程式が成り立たないので、虹を見たら「やはり」幸せな気分になれるかどうか気になります。

さてさて、こうして理屈を並べている自分が空しくなってきました。

下手に理屈を並べるよりも、どうして始めから「虹を見て幸せな気分になりました」と感じたままの言葉を素直に書けないのかと思ったからです。

自分で感性を大事にしたいと思っていながら、理屈っぽく、感性に素直になれない自分。

それに映画やドラマの幸せなシーンで、空に虹がかかるところをいくつも見ておきながら、アメリカ人もきっと同じ、虹を見たら幸せな気分になるはずだと想像できないはずがないのです。

想像力豊かになりたいのに、理屈ばかりが先行してしまう自分。

改良の余地がありそうです。

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