「変化を嫌う人」を動かす方法!
本の紹介
「noteで本の紹介でもしてみようかな」と思ってから気付けば1年近く経っていました。
というかそもそも本自体を読む気力が失せていましたので、紹介するとしても小さい頃に読んだ「王貞治物語」くらいしかストックがない状態で、改めて人間の、というか自分の意思力の低さに気付かされます。
というわけで、自分を動かすこともままなっていない状況ではあるのですが、前からミーハー心万歳で気になっていた話題本(?)”「変化を嫌う人」を動かす -魅力的な提案が受け入れられない4つの理由-” を手に取りました(文喫で)。
というのも、仕事柄、社内のDX推進を企画・実行することがあるのですが(ドヤッ!)、まあ思ったように進んではいかないわけです。別に自分の会社がどうこうというわけではなく、「DX推進していこう!」と言いつつ、いざ何か実行しようとすると抵抗されるというのはよくあることなのだろうと思います。
ということで、何かしらのヒントが得られればと思いこの本を読みました。モチベーションはそこまでありませんでしたので、ざっくりとポイントだけをまとめようと思います。
ちなみに、耳が暇だったのでこのリトグリの曲をループしながら読みました。
4つの抵抗
新しいアイディアを提案した際には4つの抵抗が発生するらしいです。
惰性
労力
感情
心理的反発
んー、ざっと読んだ感じちょっとよくわかりませんでした。
ただいずれにしろ、アイディアそのものを練りまくれば受け入れられるだろうと私たちは考えがちですが、そうではなくて上記4つの抵抗を理解して柔軟に対応する必要があるようです。
これは、人を行動に導くためには「燃料」を増やすのではなく、「抵抗」を減らすことの方が重要だというメッセージでもあります。
「抵抗」を減らすことが重要だということがわかったところで、ザッと読みではよくわからなかったそれぞれの抵抗たちを少し掘り下げてみようと思います(ちなみに、それぞれの抵抗についてはちゃんと章ごとにまとまってま解説されていますので)
惰性
「人は変化より不変を、未知より既知を好む」
これは巷では「現状維持バイアス」「親近効果」などと呼ばれることもあるみたいな現象です。
要するに、新しいアイディアが魅力的なものだったとしても、現状の慣れたやり方を選びたくなるということです。吉野家で話題のチー牛を食べてみようと思っても、食べ慣れたネギ玉牛丼をやっぱり選んでしまうみたいなことでしょうか。
「惰性」を克服する
惰性を「減らす」(というより「和らげる」に近いのかも)方法がいくつか書かれていまして、「まあ確かに、なるほどな」と思える感じでした。
大きく分けると2つありまして、
①アイディアに慣らす
・何度も繰り返す
・小さく始めてみる
・喩えを使って親近感が湧きやすくする
・
②相対性を取り入れる
・極端な選択肢を追加する
・尖った選択肢に光を当てる
・
といったように色々テクニックがあるみたいです。イキってる営業マンが使ってそうなテクニックではありますが、意識すると役に立ちそうです。
他の「抵抗」要素についても詳しい解説あり
こんな感じで、他の「労力」「感情」「心理的反発」についても、詳しい解説と対処法が丁寧に書かれていそうですので役に立つ本かと。(本当は全部ここで紹介しようかと思いましたが諦めました)
おわりに
本を読んで「役に立ちそう」と思うことはあるのですが、本当に役に立つ瞬間って果たしてあるのでしょうか?
以上、今後も何かしら発信できますように。
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