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【体験記③】【ターム2-1】生成AIでプログラミングの新たなスタイルを体験-「デジタルファーストキャンプ」へのチャレンジー「使える」デジタル知識の習得

 2023年9月~11月で、「デジタルファーストキャンプ」に参戦しています。このキャンプは、3ヶ月間を4タームに分け、デジタルな振る舞いを身につけるべく、学び、課題に取り組んでいくものです。ターム2(前半)の実施状況です。

 ターム2のテーマは、「コピペ道:目指せ生成AI DE プログラマー」です。プログラムといえば、これまでであれば1から学ばなければなりませんでした。しかし、生成AIの登場によって、プログラムはAIによって「生成する」時代になりました。そうなると、コピペで済んでしまうわけです。その勘所が理解できる内容でした。


課題と実施状況

2-1-1 生成AI(ChatGPT, Bard, Bing)を利用して工夫した問をシェアしよう

<実施状況>
 生成AIといえばChatGPTです。その他、Bard(Google)、Bing(マイクロソフト)があります。生成AIの活用については、やはり「どんな問いを立てるか」というのが非常に大切です。ここはとにかくいろいろ試してみることも重要です。まだまだですが、継続して試していきたいと思っています。そして、この「問いを立てる」というのは、普段の仕事や生活でも役に立ちます。デジタル世界だけでなく、いろいおrは
 また、ここでは3つの生成AIを試していますが、このように「複数を試す」というのは重要です。LPの際の、Strikingly、Wix、Studioなどと同じような感じでしょうか。その中から使い続けるのもよいし、用途に応じて使い分けるのも良いでしょう。複数を試すことで、結果的に効率、質とも向上するのかと思います。この世界、サービスが突然なくなったしまうということもあり得ます。


2-1-2 Google Colabでグラフを描いてみよう

<実施状況>
 Google Colabは、ブラウザ上で Python を記述、実行できる便利ツールです。普通は、Anacondaなどをインストールしなければなりませんが、インストールの必要がないのです。それ自体素晴らしいです。そしてコードは自動的にGoogle Driveに保存されるので使い勝手も良いです。

 そして、ChatGPTに、「Google Colab でグラフを書きたい」という指示をします。

 すると、以下2つのコードが出力されますので、これらを Google Colab
に貼り付けて実行
します。

 (必要なライブラリをインポート)

#ライブラリのインポート
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt

(シンプルなサインカーブのグラフのコード)

# データの作成
x = np.linspace(0, 2 * np.pi, 100)  # 0から2πまでの100個の等間隔の点を生成
y = np.sin(x)

# グラフの描画
plt.plot(x, y)
plt.title("Sine Curve")
plt.xlabel("X values")
plt.ylabel("Y values")
plt.grid(True)
plt.show()

 プログラムの意味は、完璧に理解しているわけではありません。しかし、上記2つをGoogle Colabに貼り付けて実行すると、以下のグラフが出力されます。Pythonなんか全然やったことないのに、一発でグラフ出力までたどり着ける。スゴイです。まさにこれが、「コピペ道」の第一歩ではないでしょうか。

Google Colabで出力されたグラフ


2-1-3 Google App Script(GAS)からメールを送信してみよう

<実施状況>
 これも、ChatGPTで使い方を教えてもらいました。

 これを、GASに貼り付け、実行することでメール送信ができます(メールアドレスは実際のアドレスを入力)。

function sendEmail() {
  var subject = "テストメールの件名";
  var body = "これはテストメールの本文です。";
  var recipient = "受信者のメールアドレス@example.com";
  
  GmailApp.sendEmail(recipient, subject, body);
}

 スプレッドシートで、多くの宛先にメールを送るような場合も、非常に便利に使えますね。実際にこれを自分で作ろうと思うとなかなかできないのです。

 なお、GASの実行には権限云々の話が出てきて若干不安になるのですが、以下の記事を参考にすると不安も解消されます(飯塚康至さんは今回の講師。非常に分かりやすい説明に感謝です。)。


全体所感


 生成AIがタイミングよく出てきて、プログラミングに関する世界が大きく変わったと思います。このタイミングDFCにチャレンジできたのが本当によかったと思います。

 例えば、ExcelのVBAも、実際にスキルがないと、例えば、「E列で2以上の数値のセルを黄色にする」などというのも少し時間がかかります。ChatGPTに入れてしまえば、簡単にコードが出てきてしまい、それをコピぺすればよいのです。

 まさに「コピペ道」の神髄。私たちは、本当にいいタイミングで巡り合わせとなりました。「AIを実際に使っていくというのはこういうことなのか」といういことを改めて認識したところです。


「デジタルファーストキャンプ体験記」の他の記事は以下から読めます。




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