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ハッピーは挑戦の中にあり!

この冬休みは、
まるで「読書の冬」でした(笑。

その中の1冊が
『全盲ハッピーマン(A-WORKS)』
著者の大平啓朗さんは、
タイトル通り、全盲です。

大学院生だった24歳の時に失明。
ショックではあったけど、
絶望ではなかった、と書いています。

『星の王子さま』の一節、
「こころでみなくちゃ、
 ものごとは
 よく見えないってことさ。
 かんじんなことは、
 目に見えないんだよ」
を引いて、次のように考えました。

「そう、見えないからこそ、
 みえてくる世界がある。
 失明したからこそ、
 知ることができる世界がある」と。

そんな大平さんは、
写真のことを写心と表現します。
「僕は、写心を見てくれる人と
 一緒に楽しみたいからこそ、
 自分の感じたものを、
 そして想いを、
 より多く込められるような
 撮り方をしたいの。
 それで実際、今はね、
 たとえば
 『この写心は“音”と
  “香り”だけを1枚に込めるんだ』
 っていう風に、シンプルな想いで
 シャッターをきっているよ」

大平さんの写す1枚1枚からは、
樹々を揺らす風の音や、
それに運ばれる自然の香りも
伝わるように感じます。

さて、大平さんは
ただのカメラマンなのか。

いいえ、違います。
なんと!カメラを持って、
『47都道府県ひとり旅』
旅立っちゃうんです!

2009年6月の沖縄を皮切りに、
47都道府県(もちろん広島も)を回り、
366日をかけて北海道宗谷岬にてゴールしました。

僕も一緒に旅した気分になりました。

その他にも大平さんの挑戦は数多あり、
紹介すると…

海外旅行、ミュージックビデオ監督、
ダンサー、ラジオパーソナリティ、
スキューバダイビング、スキー、
パラグライダー、ドルフィンスイム、
乗馬、バー店長…

まさに「人生は夢だらけ!」を
体現しています。

「何かに挑戦しないと、
 人生もったいない!」
そう背中を押してくれる1冊です。

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