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生き方・暮らし方・考え方

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2023年の振り返り「赤と白の間のあした」

今年もやってきたアドベントカレンダー。 江原さん、ありがと〜。 みんなの記事に対するコメント。 毎年、尊敬。 変化の大きかったここ数ヶ月。 刺激が多い日々で まだ言葉にしきれない感。 言葉を思いつく環境って 人ぞれぞれだろうけど 私はダントツで 「髪の毛をドライヤーで乾かしているとき」 そんなドライヤーの積み重ねで 書いた。 今年は写真を12枚選んでみた。 時系列で並べて、振り返るのだ。 <2023年のこと> 去年暮れの コロコロ後遺症で 山暮らしと仕事の両立が難し

教室から葬儀場まで。

ここ数ヶ月、迷い続けて いろんな友達に相談してみて ようやく一歩踏み出せたので 嬉しくて嬉しくて 久しぶりにnoteを書いてみようと思った。 新しいお仕事を始めるそれはそれは 「葬儀屋さん」 周りからは 「これまでとは全然違う仕事」と思われがちだけど 私としては 「これまでの延長にあった」もの。 でもこれを いつ思いついたのか 覚えていない。 いつの間にか考えていて いつの間にか人に話すようになり 話しているうちに 「あ、私、こんなふうに考えているんだ」って 自分の気

30代末期が哲学る。「さっさと風呂入って寝ろ」

20代・30代の頃は、 誰が作った何か・誰かが言った言葉 そういうものに影響を受けながら 時にはそれらを真似ながら 生きてきたと思う。 今は30代最後の年。 そんな30代末期を迎えた最近は そこに変化を感じるようになった 40代は 自分の哲学をもち それの試行と検証を繰り返していく そんな気がしている 年齢に関係なく 時代の流れが そうさせているだけかもしれないけれど 自分の哲学をもちたい 明文化を図りたいという気持ちが 強くなりつつある。 哲学とは何か?そもそも哲

co-shoku 稀〜mare〜オープンしました。

ことの始まりは、 ローカル複業化ラボに入ったこと。 ラボのメンバーにも言えてなかったけれど 本当はアメリカの「Big Brother Big Sister」という仕組みを 佐久市に作れたらなと思っていたので 入ってみた。 Big Brother Big Sisterの説明をすると 長くなってしまうので割愛。 Wikipediaだけ掲載。 https://en.wikipedia.org/wiki/Big_Brothers_Big_Sisters_of_America

「ふと思うこと」に気づけるかどうか。

私は、 お散歩とお昼寝 ギターと歌 映画とキャンプ あと 友達とのお喋 それをするためだけに生まれてきたのかもと 本気で本気で考えるようになった。 「好きなことをして生きる」 という言葉があるけれど 私は「好きなこと」よりも 「心地よいこと」という言葉の方がしっくりくる。 昔からだけど、私には 「人生はうまくいくようにしかできていない」っていう 確固たる信念みたいなのがある。 だから、逆境みたいなのがあっても 「これにも、何か意味がある。」 って乗り越えてこられた時

「公立小学校の方が良かった」と思う、3つのこと

ひでこやnoteは、週1回更新。 時々、有料記事を書いていきます。 <今回の内容>教師歴10年の間で 複数の公立小学校と イエナプラン教育の大日向小学校(私立の新設校)で勤務した。 教育先進国と呼ばれるオランダに3度渡り 100回を超える 教育に関する講座やワークショップを開催。 それらの経験も含めて 「新しい学校より公立小学校の方が良かった」 と思っていたことを3つにまとめてみた。 あくまでの 一個人の経験と主観でしかなく 統計や分析をすることはできない。 け

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教員免許更新制度は廃止…じゃないのね。

2009年から導入されていた 教員免許更新制度。 教員免許保持者は 10年に一度、30時間の研修を受けて 免許を更新しなければならないという制度。 休日を使って。 しかも、自費で。 それを受けないと、 免許が無効になってしまうから 受けざるを得ない。 少し前に この制度が2023年度から 廃止されるというニュースがあった。 ちょうど昨年度で10年目だった私。 ものすっごいつまらない研修を受けて 3月末ギリギリで更新したばかりだったから… 気になってた。 正しくは

”好き”は、万能じゃない。

好きなことを高めていくことで その周りにあるものも一緒に引っ張っていけるという 「風呂敷理論」と 「好きなものほど仕事にしない方が良い」 という考え方。 合わせると 好きだからこそ、できることがあり、 好きだからこそ、できないことがある。 ってなる。 そんな話。 <「好奇心」は学びの入り口>大人中心の教育から 子ども中心の教育への転換が 全国各地で行われている昨今。 大人が一方的につくった 質問や教材ではなく 子どもたちの好奇心をベースに 自ら問いをたて、探究して

教師からWebデザイナーへ⑦ 〜職業を変えるということ編〜

教育業界の小学校教諭という職業から IT業界のWebデザイナーという職業に 変えること。 心の葛藤がなくはない。 そんな話。 教師から全く違う職業に変えようする誰かに 「他の人もおんなじなんだ」 って思ってもらえたら幸いだと思って書く。 <古巣は安心>教員を退職して Webデザイナーを目指し始めてから たまに教育関係者に会って話をすると ほっとする自分がいる。 わからない言葉もないし 共通言語がたくさんある。 どうしたって居心地は良い。 古巣の安心感は絶大だ。

あらがうときは、遠慮なく。あきらめるときは、潔く。

「諦める」って 明らかに認めて、手放すという意味。 諦めることを 良いことと捉えるか 悪いことと捉えるかは 人や状況によって違う。 私は、諦めるっていう言葉、 嫌いじゃない。 ただ、 良い諦めには あらがうことが必要だなと思う。 自分の気が済むまで あらがったと思えるなら 良い諦めができる。 そんな話。 <マイノリティ>これまでの人生、 結構長い時間を マイノリティとして過ごしていると思う。 多くの人が歩く列からは 意図してないのに、外れてしまい なんとか戻ろ

公立学校の”希望”と「絶望」

少し前に 何気なく買った本。 何気なく 2冊まとめて 読んでみた。 1冊は、公立学校の希望を感じる本 もう1冊は、絶望を感じる本 <希望の本>この本、読んだら 元気出た。 最初は、 ICT教材を導入した成功例 みたいな感じでしかないと思って 結構、斜めに読んでた。 全然違った。 コロナ禍で オンライン授業を導入した地域は 珍しくない。 でも、この本の舞台である 熊本市のように 47000人もの児童・生徒に オンライン授業を行き届かせた例は 他にない。 その動機

人生を2回分、生きるんだってさ。

夏休みということもあって 友達が会いにきてくれたり 長電話したり 先週からよく人に会って よく喋った。 昨日は 名古屋土産をたくさんもらって うるうるきた。 いろんなことを気にかけてくれる 友達に囲まれて 改めて、幸せだなぁって思った。 <みんな、同じこと>何人かの友達が 今の私を客観視した 冷静なアドバイスを くれた。 言葉は違えど みんな、同じことを言った。 20代のAちゃんは 「ひでちゃんは、青春やり直し中」 って言った。 30代のBくんは、 「ひでち

”学び続ける教師”という言葉が苦手だった

教育の世界でよく聞く言葉。 ”学び続ける教師” 良い教師を表現する 象徴的な言葉。 苦手だった。 <学び続ける必要性>教育大学を卒業して そのまま何十年も 知識のアップデートをしない 教員は少なくない。 別にそれは 一生懸命働いていないわけじゃない。 ただ自分が受けてきた教育を 再生産していることに なんの疑問も持たずに それが良いことだと 信じ続けている教師。 学校の中は 時間が止まっていることが多い。 社会の変化に鈍感になりやすい環境。 でも学校が社会と

民主主義を語ると、とっ散らかる。

今日は、久しぶりに 教室のえんがわのスタッフメンバーと おしゃべり。 民主主義について 話してみた。 <幼稚園児のお受験>幼い子どもを 何時間も椅子に座らせて 私立小学校への受験勉強をさせる。 その環境で育つ子供は ”何かを知らない子”を見下すようになる。 たくさんのことを知っていることを ひけらかすようになる。 幼い頃から競争することばかりをしていると ”誰かに勝つ”という欲求が強くなる。 競争心とは 後天的に身につける部分が多いのではないか。 幼い時期に1