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2021/09/03 Fri

京口紘人が11/11に予定されている井上拓馬と和気慎吾の試合の話をYouTubeに上げていた。

同階級で将来的に対戦の可能性のある赤穂亮は和気選手に関しては動画で扱わない旨を明言していたし、恐らくこの試合に言及してるボクシングの有名人はこの動画ぐらいだと思う。もっと注目されても不思議ではないのかも知れないし、もしあの敗戦がなければもっと注目されていただろうとも思う。

あの敗戦とは、2019/10/11にラモナルと対戦し3ラウンドにKO負けした試合だ。その敗戦まで、和気選手はWBCのS・バンタム級2位、IBFで同級4位だった。要するに世界挑戦目前まで来ていたという事だ。そして敗戦によってすべての世界ランクを失った。

ぼくが初めてボクシングの試合を後楽園ホールに見に行ったのが実はこの試合で、目の前で和気選手が壮絶にKOされたのがとても衝撃的だった。

それ以来、彼がどんな再起をし、その後のキャリアを歩んでいくのかが気になって、時々彼の情報をチェックしたり、YouTubeが更新されたら見たりしていた。

そして先日発表された井上拓真選手との試合。彼が再び世界への切符をつかめるかどうかがかかった一戦。

どちらの選手にとっても生き残りをかけた大一番であることは間違いないのだけれど、目前まで来ていた世界への道を寸前のところで断たれた所から、ここまで這い上がってきた和気選手に、もう一度その切符を掴み取って欲しいと思う。

試合が決まった時の和気選手の動画


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