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日本株上向き?

4月23日の前引けで、日経平均は37,538.06円06銭 前営業日比+99円45銭 (+0.26%)となっています。

昨日も前営業日比370円26銭高の37,438円61銭と、反発して大引けしました。
中東情勢の地政学リスクが和らいだことや、前週末に1000円超安となった反動による自律反発狙いの買いが優勢となったとのことです。
ただ、指数寄与度の大きい半導体関連銘柄は軟調でしたね。

また、今朝大引けした週明けの米国株も振り返って見ましょう。

結論は3指数ともにそろって上昇して取引が終わりました。(ダウ+0.7%、S&P500+0.9%、NASDAQ+1.1%)。
Nvidia+4.3%、Arm+6.8%を筆頭にハイテク株が全面高。先週まで下げの大きかった半導体株も大幅反発しましたね。
これは自律反発でしょう。

今週はS&P500の構成銘柄のうち40%が決算となっていて、特に本日はM7(マグニフィセント・セブン:超大型7銘柄)から脱落?したTeslaの決算発表です。

ディスカバー社(米国で6番目に大きなクレジットカード会社)の債務不履行が大きく増加したとの報告がありました。
同社は低所得者の使用率が高いとされています。
純貸倒引当率(回収不能とされる口座数を示す指標)が2024年初めに5.7%に急上昇しています。
これは2009年の世界金融危機以来の最高値です。

アメリカの強い経済指標を支えているのは個人消費です。
個人消費は借金で賄われています。
日本もそうかもしれませんが、日本はまだ現金主義が根強く残っています。
詳しくはここでは語りませんが、お金は借金で作られるのです。
つまり経済は借金で回っているといっても過言ではありません。
これは今も昔も変わらない事実です。

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