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米国の雇用統計がもたらす影響とは?

今朝の米国株はもみ合いで終わりました。
ダウ平均   40,755.75(-219.22 -0.54%)
NASDAQ   17,127.66 (+43.36 +0.25%)
S&P500    5,503.41(-16.66 -0.30%)

NY株式市場でダウ平均は反落しました。
NASDAQも序盤は上昇して始まったが、前日付近に伸び悩みました。
明日(つまり日本時間の今夜)の米雇用統計待ちの雰囲気が強まる中、これまで底堅く推移していたヘルスケアや産業、金融セクターに調整が入ったようです。

ADP雇用統計が予想を大幅に下振れた結果雇用統計への警戒が高まり、NYダウ・S&P500は下落しました。
ADP雇用統計とは、「米国の給与計算代行サービス大手オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)社のデータを利用して、全米の非農業部門雇用者数の予測をするために開発された統計」のことです。

今週の締めくくりは今夜のこの雇用統計です。

一方で利下げ期待の高まりから、ハイテク株は上昇しました。
特に「Mag7」中6銘柄が上昇となり総悲観とはまだ程遠い状況です。
連日で悪い指標が出ても、株価は底堅くですね。
ただリセッションリスクも警戒されているとも言われています。

アメリカのリセッションは来るとしても、まだまだ市場は楽観的です。
ただ今年のここまでの悪いニュースは全て無視してきた相場なので、副作用はかなり強くなるのではないでしょうか。

さて、日本株ですが
今日9/6(金)10時過ぎの日経平均は、
36,531.43円 -125.66(-0.34%)

米国市場の結果を受けて、東京市場では値頃感からの買いも入り、日経平均株価は値を上げて始まったのですが、その上げ幅は縮小しています。

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