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2024年を株式投資元年にしてみるのはいかが?



株式分割で株買いやすく


今年から始まった新NISAは、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの非課税投資枠がありますが、どちらかというとつみたて投資枠で投資信託を購入することの情報が多いと思われます。
そこで今回は「成長投資枠」、特に株式投資に的を絞ってお伝えしたいと思います。

私も含めて、株式投資を大なり小なり経験してきた方々にとっては、すでにご存知のことかもしれませんが、NTTや出光興産に代表されるように、昨年は多くの企業が株式分割をしています。

東証、東京証券取引所の要請を受けた上での事とはいえ、一般、個人株式投資家にとっては株式分割により大変メリットがあります。
その最大のメリットとは、何といっても株式投資に必要な最低投資資金が減る事です。

その金額は、東証プライム市場に上場している企業の平均では約28万円。
どのぐらい減ったかというと、バブル期であった1989年の約7分の1だそうです。

特にNTT は25分割と大変細かに分割しました。
その最低投資金額は44万円から何と2万円に!
2万円でNTTの株主になれるわけですね。

新NISAで株式投資


このことで今までは株式投資からは遠ざかっていた方々、株式投資未経験者の方々にとっても、買いやすくなります。
しかも新NISAの成長投資枠で、キャピタルゲインで増えた分は非課税で利益確定することができます。

新聞記事によると、
『17年4月以降に株式分割した銘柄の株価騰落率を調べたところ、発表翌日で東証株価指数(TOPIX)を5%、3ヶ月後で約7%上回った。』
と、株式分割する企業の株価は上がる傾向がある、と分析する専門家もいます。

もちろんリスクはあるので、そこは自己責任でお願いしたいのですが、個人投資家を株式に振り向かせるには十分な理由になります。

新NISAにより、つみたて投資枠で安全なインデックス投信でコツコツ積み立ながら、一方では成長投資枠で株式投資をする、ということができるのは、新NISAの制度革新の賜物です。

しかし、何も知識なしで株式投資をするのは、無免許で車を公道で走らせるようなものです。
この機会に、株の勉強をお勧めします。
もし、ご関心ある方は個別にご連絡ください。

参考・引用
日本経済新聞 1/6「株分割増 個人買いやすく」
#株式投資 #新NISA#投資

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