コミュニティAに内在するコミュニティαの役割

コミュニティ内で活発に動ける人とそうではない人の差はなんでしょうか?

能力や思うことがあるのに活発に動いていない人の中には、「動いて良いのか」というためらいや不安があるのかなと思います。

また、コミュニティ内の活動をより良くしていこうと思う感情がそもそも生まれていないのかなと思います



さて、

3月末ころからインターン先の組織の中にコミュニティを実験的に設けております。


そのコミュニティの名こそ、「服鳥部」

インターン生が多数在籍するコミュニティの中で、インターン生同士であまりコミュニケーションをとる機会が少ない、またあってもそもそもあまり深い話ができていないのかな〜と考えて発足したものです。


活動内容としては、

勤務終わりにその場にいる人を誘って飲みにいく部活です。その名前にあるようにトリ貴にいくことが多くなってしまっているのですが、どこに行くかに関しても特に規定はなく”ゆるい”部活です。

僕が毎回出席して、僕の何かで成り立っているという訳ではまったくありません。ただ僕の名前が入っているぽい気がすると感じる人もいるようですが、、、


この部活の大きな特徴が、

誰が開いてもok ということと 毎回メンバーが絶対違う 

ということだと考えています。


この特徴から「服鳥部」というコミュニティならではの役割が見えてきます。


まず一つ目として

・コミュニティA(インターン先)に内在するより小規模なコミュニティα(服鳥部)で活動することによってメンバーをことがより深く知れることでコミュニティAに対する不安も緩和され、安心に変わる。


僕のインターン先は、インターン在籍数現在70名ほどで僕のいる京都オフィスだけでも40名ほど在籍しております。

また、通常の会社組織と比べて流動性も高いです。大体の人が半年を過ぎたあたりでこのコミュニティを去ります。

そんなコミュニティであるので、自分のとったアクションに対するコミュニティからのリアクションが予想ができずに各メンバーが不安が大きい状態だと思います。

例えば、自分は海外に留学した経験があり、多少の英語力があるので、英語に関連したコンテンツを社内で行おうと思いついても、「もしかしたら社内に自分よりもさらに英語力が高い人がいるのではないか?」「その人が同じようなことを既にしている、もしくはやろうと考えているのではないか?」など不安は多いかと思います。そんな中で相手の経歴や人間性について知れること、または実際のインターアクションを通して自分の行動に対するリアクションを予想できる状態になり、安心につながっていくと思います。コミュニティαのみならず、そのαの人からコミュニティAの人たちの話も聞くことでコミュニティAにおける自分の相対的立ち位置がわかり、安心を抱くことができると思います。結果的に活発にメンバーが動けるようになっていっているのではないかと思います。

ここでいわゆる佐渡島さんのいう”熱狂”が生まれやすくなっていっているのではないでしょうか。




次に、

コミュニティα熱狂、コミュニティA熱狂になる

「服鳥部」は毎回、参加メンバーが異なります。

よって、「服鳥部」で話す内容は自分たちについてか自分たちの属する大きなコミュニティAについての話になります。

コミュニティαだけの関係性が深くなり、コミュニティA内にいる他の人たちに対する不満やコミュニティAから離脱し、新しいαというコミュニティになることが起こりません。

インターン内の他のコミュニティよりは、「服鳥部」活動内においての方がコミュニティAについて考える時間が全体の活動を通して大きいのかなと考えます。

つまり、この「服鳥部」内での熱狂はそのままインターン内での熱狂になるのです。



なんかまだコミュニティに対する考えがまとまってないので、誰かとこれについて話したいです〜



参考にした本



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