今週は授業三昧でした
大学はいま夏学期ですが、この学期には定期的な講義は担当していません。しかし、オムニバス形式の単発授業が今週3つも重なりました。これらは年に1回だけの授業なのですが、たまたま同じ週に集中してしまいました。
最初の授業は月曜日で、大学院の博士後期課程対象の授業です。この授業を受けるのはほぼ全てが留学生なので、講義は英語で行ないます。あまり得意ではない英語での授業ですが、何とか無事に終わりました。
二番目の授業は木曜日で、大学院の修士課程の学生が対象です。これは、大学院生対象のリベラルアーツ教育のような科目になっています。この授業は受講者が多いので、オンラインによるリモート授業になっています。あさイチの授業にも拘らず、70名近い受講者がいました。
三つ目の授業は、工学部Ⅳ群の1年生のための入門科目的な位置づけです。今回は1回90分の授業を半分に分けて、私の担当は前半の45分になりました。150名程度の学生が授業を受けるので、教室は大きな講義室を使いました。45分という短い時間でしたが、物理探査学の一端を”心を込めて”説明してきました。前の方に座っている生徒の中には、熱心にメモを取っているように見える学生さんがいました。本当にそうなら嬉しいのですが・・・。
今週は期せずして『授業三昧』でした。三昧という言葉は、元々は仏教用語で、”心を一つの対象に集中して動揺しない状態。雑念を去り没入することによって、対象が正しくとらえられるとする”ことを表わします。今週は授業に集中していたので、”授業三昧”でした。
今週の3つの授業が終わって、肩の荷が少し降りました。
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