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プロジェクトの成功祈願

白鳥しらとり神社という名前は、各地にあるみたいですが、この白鳥神社は、宮崎県えびの市南部の白鳥山北中腹にある神社です。この神社には日本武尊やまとたけるが祀られていて、有名な石工さんが作った日本武尊の石造がありました。神社とか関係ありませんが、白鳥山の中腹には白鳥温泉下湯したゆと白鳥温泉上湯うえゆという二つの温泉があります。

応和年間(10世紀後半)、霧島山を訪れていた性空が白鳥山の頂上付近にある六観音御池の畔の六観音堂で法華経を唱えていたところ、白髪の老人が現れて「我は日本武尊であり白鳥となってこの山に住んでいるが、我を祀る神社を建てよ」と語り白鳥と化して飛び去ったことにちなみ、白鳥山中腹に聖観音を本地とする白鳥権現社として創建されたと伝わっています。

祭神が軍神なので、地元の戦国武将・島津義久がお気に入りだったようです。また、島津義弘は戦に赴く前にここで武運を祈願したそうです。祭神が荒ぶる戦神なので、ご利益があるかどうかは分かりませんが、調査に行ったついでにプロジェクトの成功祈願をしてきました。

タイトル画のお爺ちゃんみたいな人が私です。奮発して、お賽銭に1000円札を入れているところを、調査に同行していた学生さんに激写してもらいました。

ここからは神社ウンチクです。神社へのお参りは、二度行くのが基本だそうです。一度目のお参りでは、お賽銭はあげずに、「○○について努力するので、成功を見守って下さい」的ながんをかけます。努力の甲斐あって○○に成功した後に、二度目の参拝をします。これがいわゆる”お礼参り”です。”怖い人のお礼参り”とは意味が違う、これが本当のお礼参りです。この時に、お賽銭をあげるのが本来の作法なのだそうです。

この話は、どこかで聞いたか読んで知った知識ですが、本当のことは分かりません。今回のお賽銭は1000円でしたが、プロジェクトが成功した暁には、増額したお賽銭を持ってお礼参りをしたいと思います。

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