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研究室の掃除を始めました#1 ゴミの可視化

研究室の掃除を始めてまだ数日、まだまだ理想形には程遠い状況です。プライベートなゴミ問題も深刻ですが、日本のゴミ問題はもっと深刻なようです。環境省によると、2040年にはゴミの埋立地がなくなってしまうらしいのです。日本は廃棄物のほとんど(約80%)を焼却して埋め立てています。そのせいで、なんと世界全体の焼却炉のうち、実に70%が日本に集中しているのだそうです。日本は”ゴミの焼却炉大国”のようです。

「それならリサイクルを増やせばいいじゃないの」との考えが浮かびますが、事はそんなに単純ではありません。現状、日本の一般廃棄物のリサイクル率は20%程度で、OECD加盟国34カ国の中では29番目と低水準なのだそうです。最近、ゴミの分別が細分化されましたが、これもリサイクル率を上げるための方策です。

廃棄物の問題の解決には、まずゴミを可視化することが重要なのだそうです。当然ですが、ゴミの姿が見えないとリサイクルできる資源ごみか、それ以外かを判断することが出来ません。まずは可視化が重要なので、机やテーブルの上に積み上げられていた紙類の資料を仕分けして、リサイクル(古紙回収)に出せそうなものは荷造りヒモで縛ってまとめました。

紙類でも、個人名などが入ったものは、リスク回避のため古紙回収には回せないのでシュレッドします。これが結構面倒です。シュレッダーも使い過ぎると熱を帯びます。

掃除はまだ始まったばかり。コンを詰めるとギブアップしそうなので、緩やかに続けるつもりです。

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